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大阪杯

ありがとう、ジャックドール。
おめでとう、ジャックドール。

私の競馬における座右の銘は
「推し馬を推せぇえええ!」なのですが、
2月12日のドウデュースとファントムシーフ
3月25日のタイトルホルダー
3月26日のファストフォース
と、不安はあれど推し馬を信じることの大切さを思い知る機会が多い春の始まりでした。
期待が大きすぎると不安になったりするんよね。

今回買い方ムズすぎて、単複と馬連ボックスとかいうほぼ夏競馬みたいな買い方になったよ。笑
なんなら最後は勝てる見込みよりも勝ってくれという気持ちで決めましたし。
勝手にジャックのライバルと思ってる陽キャパンくんがえげつない活躍してて、更には現役で居られるのは今年いっぱいかもなんて話が出た頃にはもう…頼むからジャックドールにGIタイトルをくれって心底思いましたよ。
激強といい勝負をしてきた激強馬なはずだもん。

てか、パドックもスターズオンアースめちゃくちゃ良すぎたし怖かったぁ…単勝ジャックしか買ってないけど大丈夫か?と思うくらい怖かった笑
返し馬でジャックだと確信出来たのはよかった。

武豊vsルメールって本当に華があるよね。
競馬にはいろんな物語があるけれども、
間違いなくこの2人のライバル感が作り上げた競馬の伝説というのもあると思うんだ。

最近で言うとドウデュースとイクイノックスの
関係性なんか、豊さんとルメさん抜きでは絶対語れないもんな…。
最強のディープインパクト×武豊を唯一下した
ハーツクライ×ルメール。
そのハーツクライの子の主戦騎手が武豊なのは
なんの因果かしらと思っちゃうし、
ハーツ産駒ドウデュースのライバルである
イクイノックスは、豊と逃げ続けたキタサンブラックの子供でルメールが主戦騎手だとか、
もう、本当になんの因果かしらってね。
キタサンブラック最後の有馬記念では
ルメール×クイーンズリングがキタサンの隣の枠に入り2着入選、ワンツー飾ったんだよね。
豊vsルメールってなんかもう、本当になんなんでしょうね。言語化出来ない。

レースを見る心持ちとして
まずは人馬共に無事に走りきること第一!とか、
親子の絆、オーナーとの友情や師への恩返し、
いろいろあるんだけど、
豊さんとルメさんの1着争いってそういうの1回取っ払って、ただひたすらに「勝ちに行くものたち」の競馬を見られるんだよね。
凄くシンプルで一番面白いんだよ。

豊とルメさんには、いつまでも先頭を争って
競馬を盛り上げていて欲しいと願っています。

今回の大阪杯、ジャックドール×武豊vsスターズオンアース×ルメールもやっぱり激アツだった…!
スタートしてジャックが上手に出てたから、もうそこで既にヨシ!ってガッツポーズしたもん笑
ジャック本命の人絶対みんなヨシ!ってなったよね笑
それからはただ祈るように「逃げろ逃げろ…」すぐ後ろからノースザワールドが圧掛けてきてるけど「逃げろ逃げろ…」前半タイム58.9速い…速いけど
「そのままそのまま…!」最後の直線では競り掛けてたノースザワールド沈み、ダノンザキッドやマテンロウレオが射程圏内に残ってて、後ろからは猛追のスターズオンアース…。
いやあ、怖かった。
そんでもって、楽しかった。

ジャックドール君よ。よく逃げ切った!
悲願のGI制覇おめでとう。
よく豊さんの言うこときいて頑張ったね。
最初から最後まで誰にも先頭を譲らなかった。
おりこうさんで根性あるよ、かっこよかった。
仁川のターフに金色の風…!
実況よかったゾイ。笑
「今年の逃走劇の主役はイクイノックスやパンサラッサだけではありません!今年の最強馬候補に今、ジャックドールが名乗りをあげました!」
胸を打たれる言葉でした笑

私、応援してる馬が勝った時に泣きそうになることは何度かあったけど、本当に拭わなきゃいけないくらい涙が出たのは初めてだったんだよ。
GI獲得の実感をした後なんとなく、この仔の力が実を結ぶまで長かったなぁって思った。なんでそう感じたのかは自分でもよく分からないです。
ただ、君は絶対GI勝てる馬だよ!強いんだよ!
って信じて応援し続けても、いつも惜しいところで叶わずそのまま引退してしまう馬もいたから、
こうして強いのにGII止まりと惜しい競馬をしてた馬がちゃんと結果を残せて、本当に安堵した。
もしかしたら何度か言ったかもしれないしnoteでは言ってないかもだけど、ファインルージュの時から「力があるのに届かない」って悔しさが残ってたのかもしれない。
何よりこの仔の力を精一杯活かしてくれた調教師と武豊ジョッキーには本当に感謝ですね。

これ以外にもっともっと言いたいことかあるけど、長くなったから最後に軽く一言で締めよう。

武豊レジェンドの時計凄すぎて怖ぇよ!!


以上  来週は待ちに待った桜花賞!!
本格化した今世代のクラシックが始まります!
今目を付けてる若造たちがどう応えてくれるか、
どんな物語を見せてくれるのか楽しみですね🌸

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