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10私流の耕作放棄地を再生に付いて

投稿順番が前後しました。お詫び申し上げます。
従い、前投稿内容と後投稿内容の記述文意をご理解を正確にご理解を
よろしくお願いします。
上記画像は、私の背丈を超える雑草が生い茂っていた圃場を、トラクター作業で雑草を土中にすき込み、傾斜を観察して排水状況を良くする目的と耕作する苗の本数を確認する目的でとりあえずは畝立てをしてみた後の画像である。この後、排水口を手前方向で設置をして、もう一度、均平にしてから苦土石灰を撒き、いつもの通り完熟堆肥を6t均等に散布してから正確な幅と高さで畝立てをした。この圃場では、露地栽培でも管理をしっかりすれば優秀な品格農産物の収穫ができて、継続的に万願寺とうがらしの満足する生産量の確保ができる圃場に仕上げた。連作障害を忌避する為に2年毎に別場所で栽培を行ったが、管理方法については同じ手法を繰り返したが、収穫量の結果は変わらなかった。この圃場での出荷実績の地域での評価から、近隣の他地区の地権者から耕作困難圃場の提供をしても良いという申し出が増えた。画像の左中程の白壁の家屋側の畝の立ててない部分は耕土が浅く土質が良くなく石だらけなので、どうしようか?思案に暮れたが、結局、自己消費用に冬前にイチゴ定植し越冬させて鳥に食われたりもしたが満足の量を食えたし、夏にスイカ収穫・秋にレタスとキャベツ・水菜を収穫して食った。

《ボロボロの耕作放棄地を整備する方法》
①除草
とにかく、雑草を取り去り耕土が見える状態に早急にする事が大切で、圃場周辺の除草作業も丁寧に美観を保つよう常に行うようにする事が大切だ。
圃場内はトラクター作業で済ませる。草刈り機で刈らなくても数度の往復作業で耕土にすき込む事で解決できる。この状態が維持されている事が、農業者の素性と性格と事業に信頼を得る事になると断言できる。美観を重要とする目立つ圃場周囲の整備に関しては、アドバイスとして二度刈りを行うと良いだろう。一度目はチップソーでバサバサ刈り倒し、刈り倒した草を数か所にまとめて、二度目はナイロンコードで地表面から短く均等に刈る。地表から高い目を刈れば成長点を刈る事になり、次の草刈りまでの生育速度の遅滞を促せるが、私が下手クソなのだと思うが、なかなか、高さが均等にはいかないので、仕上がりがイマイチになってしまう。そう!不思議だが、バサバサ倒してまとめた草は、いつの間にか消滅してしまう。飛ばされたのか?腐植となって土と同化したのか?
草刈り機はホームセンターで販売している安い手軽な機器や電動草刈り機では、静かで軽くて肉体的疲労は少ないが、パワーに不安が残り、回転して使う切れ刃が植物に触れた時の抵抗によって回転速度が落ちてしまい切れ味が鈍る。そして、常にエンジン負荷をかける高回転での使用を強いられる場合が多々ある。耐久性と作業効率を考えるなら、少し重くて振り回し続けるのに体力が要るが、排気量の大きい草刈り機が仕事の仕上がりが良いのと、右から左へのツイスト一振りで済ませるので、作業時間を短縮する事ができる。農器具店で購入に自身の体格と体力と使用する圃場の地形(面積や傾斜面の有無等)を相談してみたら、作業に適切な草刈り機の機種提案が有るはず。
②清掃
圃場内で出たゴミは作業の邪魔にならない一か所にまとめる事。
土に戻る事のできる有機質の植物遺体は土中にすき込んでしまい、無機質の
プラスチックやその他石油原料の物や金属や樹脂は指定された廃棄方法で速やかに廃棄する。
③抜根
植物の種類によっては根が残ると再生するモノがあるので、根まで浸透し枯死させる除草剤を使うか、掘り起こして取り去る。
④排水
降雨水が溜るような圃場では、その溜り過ぎの状態が生育する植物の根の土中の呼吸を妨げたり土中病原巣を広げる原因になるので、排水の良好性を高める作業を必ずする事。
方法例=畝を試験的に立てて排水口を閉めて降雨水を圃場内に貯めて溜った深さを観察し、次に排水枡を開放して(無ければ排水溝に変わる圃場外へ排水を導く溝を作る)、圃場内で水の流れる方向と変異する水位を観察し、高低の方向と最適な排水口の設置場所を判断する。常識であるが、高い所から低い所に水は集まる。一番深く溜る場所から圃場外にできるだけ深い位置まで掘り下げて吸い込まれるような勢いで流れる排水口の状態になるように工夫をする。

排水性確認の為、まとまって長雨の振る降雨時に排水枡の排水口を遮断して、
水を溜めた時の画像。写真下側(手前)が深い。
即ち、この場合は手前部分に数か所の排水部や溝を設けて圃場外へ排水を導くのが常套。

さて、先ず、投稿順番が前後しました事をお詫びします。
前後記述内容からご察しください。

では。

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