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パンの冷凍保存と冷蔵保存
よくパンは冷凍保存がオススメですと言われる。
私も言っている。だけど、理由は知らない。何故だ?
そこで実験してみた。
パンをラップに包み、チャック付きの袋に入れて1週間。
そして常温に戻して食べてまた。
冷凍はその日焼いたものと変わらないくらいの柔らかさ、美味しさ。
冷蔵はパサパサで何かをつけてしっとりさせないと食べられないくらいだった。
同じ冷やす行為なのに。と思った。
そこでパン業界の技術者の方にメールで質問してみた。
そしたら、電話で丁寧に説明してくれた。
温度と気圧と湿度が関係しているとのこと。
冷凍は食材を凍結させるので、食材の水分も凍る。と言うことは、それ以上乾燥しない。
冷蔵庫内は結論から言うと、温度が低いと湿度も低くなり、食材に含まれる水分が蒸発して乾燥する。
では何故か?
空気中に含まれる水蒸気量には決まりがある。
温度が高いと水蒸気量は多くなり、温度が低くなれば水蒸気量は少なくなる。(これを飽和水蒸気量と言う。)
冷たい空気の中では水蒸気が少ししか存在出来ない。飽和状態になった水蒸気は追い出されてしまい、液体に戻って霜になる。
夏は暑くてジメジメする。冬は寒くてカサカサするのと同じかな…
ではなぜ水蒸気量が少なくなるとカピカピになるのか?
空気は冷えると体積が小さくなる性質がある。体積が小さくなると圧力も減るから。
でも、この体積が小さくなると圧力も減ったらカピカピになるが理解できず…
時間がある時にしらべます!
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