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音符の話

オヤジブログ怪気炎 vol.42

今ご覧になっているnoteには、音符という意味があります。黒丸や白丸の上や下に棒が伸びていて、尻尾のような、旗のようなものがはためいている。しかも隣の音符と仲良くでを繋いでいるものもある。
12世紀までのネウマ譜では音の高さだけをゆる〜く表していたのですが、音楽がポリフォニックに展開するようになって、音の長さ=音価を表す必要が生まれて、さまざまな音符が登場したのです。定量記譜法と呼んでいます。どのくらい伸ばすか、わかりやすくなったので合わせやすくなりましたが、自由自在な表現が枠にはめられた感じもします。
伝統的な邦楽の記譜では、音価がはつきりしないのは、表現の自由度を守っているとも言えそうです。

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