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佐藤さんだらけの国

オヤジブログ怪気炎 vol.104

夫婦別姓が進まなければ、500年後には日本人は佐藤さんだらけになってしまうという試算が発表された。現時点で佐藤姓が増加してしていることだけは間違いないようだ。おそらくは藤原氏の荘園経営に関わっていた姓がここまで拡大するとは、「光る君へ」の登場人物もさぞかし驚いていることだろう。
他地域との交流が盛んでなかった時代には、屋号で呼び合う習慣があったので、それでいいじゃん! とボクは楽観的に考えているのですが・・。
ちょうど今、網野善彦さんの本を読んでおりまして、百姓という言葉について言及されている。百姓=農民ではなくて、もともとは官僚以外の全ての仕事に就く人々を指していたのですね。それこそ百あった姓(名前ではなくて仕事の意味)が、佐藤だけになった時代に、人々は何をして生活しているのだろう?

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