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BWV227

オヤジブログ怪気炎 vol.107

すぐれた作曲家は身体が曲想に支配されてしまったかのように、次から次へと曲を作るので、自分の作品を整理することに無頓着な、またはその暇さえも惜しい人がいる。
モーツァルトのケッヘル番号やシューベルトのドイチェ番号は、彼らの作品を整理した番号として、よく使われている。そしてバッハにはシュミーダーによるBWV番号がある。作品が作られた順番ではなく、ジャンル別に整理されていることが特徴です。
BWV227は「イエス 我が喜び」と言う邦題で呼ばれているモテットで、地域で活動している室内合唱団で歌わせていただきました。
ボクが初めて入団オーディションを経験したのも、この合唱団です。見学のつもりで出かけたのですが、コラールの旋律を初見で歌うことになり焦ったのですが、無事入団となりました。
バッハの宗教曲にはコラールが漏れなく入っているのですが、親しみやすい旋律を使ってバッハが編曲したものです。バッハはプロテスタントだったので、教会に集う会衆の皆様が共に歌う曲を重視していたのですね。
とてもすてきなコラールで、いずれ港南台アカペラシンガーズでも歌ってみたいです。

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