のりすけ

60歳を過ぎました。 そして、すでにいろんなことを忘れているのに気づきました。 思い出…

のりすけ

60歳を過ぎました。 そして、すでにいろんなことを忘れているのに気づきました。 思い出せるうちに書き残しておきたいと思ってアカウントを作りました。

最近の記事

ディアスポラとしてのパク・ユチョン

私が東方神起が歌うのを聴くようになった時には、5人の若者達はすでに分裂して全員が30歳を過ぎた大人になり、アイドルとして最も忙しい時期を終えていた。 歌とダンスで女の子達を魅了し、お祭りのような日々を過ごした後、アイドルと呼ばれた彼らを待っているのは、普通の人とは桁違いなミッドライフ・クライシスだ。 特に30歳までに兵役義務を果たすため軍に入隊しなければならない韓国の男性アイドルのそれは、誰よりも過酷なのではないだろうか。 女の子達の熱狂は、次々に現れる新人アイドルや大人

    • 東方神起から人生を考える

      昔のことを書き残しておこうと作ったページだが、幼稚園時代の記憶が全く引き出せず往生しているので、今現在、心に去来する由無し事も書きつけておこう。 これも遠からず忘れるに違いない。 数週間前から東方神起を聴いているのだ。 きっかけは何だったのかはっきりしないが、この数年はBTSをきっかけにKPOPを多少は聴くようになっているので、恐らくYouTubeのオススメ機能に違いない。 もう10年以上前に若い娘達が夢中になっているのは知っていたが、CMやドラマであるいは街中で聞いたヒッ

      • 最初の記憶

        確か三島由紀夫の「仮面の告白」には、生まれた時の産湯のしずくの煌めきをはっきりと記憶しているような描写があった。 もちろんそんな記憶は一切ない私の最初の記憶は、中学卒業までを過ごした団地だ。 市の南部にある比較的規模の大きい団地。四畳半と6畳の二間にキッチンとトイレ。風呂はなかった。後にその前には郊外のアパートに住んでいたことを父母に聞いたが、赤ん坊の私にその記憶はない。 実家のある地域から離れて、何もないところからスタートした父母にとって、トイレとキッチンがあり、部屋も二つ

      ディアスポラとしてのパク・ユチョン