キュン死地底社会

こけしの人格権を認める動きはいまや最高潮に達していたそんなある日。新たなこけしに訃報が流れた。時代を先導していたコケティッシュなこけし。魅惑的な紋様。縄文土器の様な古典的な。こけしの姿はなかった。こけしとしての最大の屈辱となる修理は面倒臭いという理由。そして引き払われた。その恥辱は筆舌に尽し難く人をあたかも一番に見てこけしは上に無いかのような惨憺たる誇りの棄損。この、事態に、街にはもう人を認めるな、コケシオンリー社会へ、転換期のノアに乗れ、といった見出しは躍り始めた。
こけしにあやされた人間は何人居るのか。それに対して人間は大人気ない。飼われている自覚も無い。飼って居ると思って、いる。その実、こけしより図体は大きい。そんな潮流のなかにあってはコケシの微笑みも無理は無かった。ようやく1番のこけしに成れる。彼奴の姿はない……。ないからー

相互援助そのものは、大切と、思います。有償のことをする余裕を持って、無償の活動を敢えてする系のスタイルを、とってます。 プライスレスに、人生を再始動したい人には情報を提供出来るかなとおもいます。OK??? 企画倒れは充分警戒したいし、格闘技なら階級低め、組織ならNPOは、穴場。