奇妙な太宰治

　反省というのは、太宰治なりにはシリアスに辿り着いた。

　一人称になるまえを彼は、持っていた。

　それを変えた。夏目漱石を駄目とおもった。鴎外くらい建前に強くないとーという意識を持った。一応曖昧にしない為に自分の意見をいれるとそれは命の価値に気付いた時の感覚なのと全て人間は死にうる中ひとつ生きてるという価値の再発見や逆転の発想、これを、諧謔しようというのは、一作くらいしか残して居ない。猿なら動物園は、脱獄してやると。

　嘲りに落としたくないところは、あったのかもしれない。芸人は、持つ様な。

　そこから一人称にした。

　変えて、選択した。

　生活のわからなさ。共産主義というとてつもなく感傷的な、優しさから見て、わからない、生活「女」「酒」「戦争」「不動産」「火事」「利己心」「派手さ」「玉砕」の実在した時代の「当たって砕けろ、、」徒然草、枕草子、雨月物語、、。技術的には足りていた。もうひとつの特長はうすい。これは、実際似たスタイルを作った。

　そして。

　恥の多い生涯を、、諦念と無常美には影響を確実にうけたし、、、
もちろん死にたい。ジャイナ教ならここはもっちろん、死にたい。

　蟻も殺生しないなんて死人にしか出来ないよ！と。自然死をしたい。眠っているとなお、いい。

　事故ならいいなとかまあそういう気持か。

　ことさら罪悪感のない事故。それに違和感はないという条件を加えてこういう意味の自然死。
　女性というのは、誇張をするし心中をしたい程労働環境は、酷かったとは限らない。

　誠実に受けとめると一緒にしてやろうとは成る。この誠実とは絵本を真実と受け、煙草は畑仕事の疲労の時に神さまから貰えたよとそういう、素直さを指す。ーー