2024 6/25 T.B.っちりは飛んできた尻なのか?

初カキコ…ども…っす…いや、自分全然やっとくんで…お先休憩入っちゃってください…いや、マジだいじょぶっす…慣れてるんで…俺みたいな中3でグロ見てる腐れ野郎、 他に、いますかって感じなんで…っす…はい…おつかれっす…ス-…。

「でかっちり」という言葉がマイブームになっている。デカい尻を意味するオリジナルの言葉だ。しかし、実質的にあらゆる意味を内包する万能な単語となっている。日本語における“JOKER”のようなものといえば伝わるだろうか?嬉しいも悲しいもすべてひっくるめて、「でかっちり」と表現することが可能なのだ。そういう言葉をオリジナルで作ったのだ。

最近では「でかっちり」という形がさらに変化して、「でかっちる」「でーかっちり」「でんどんでん」など様々な形の活用が生み出されており、その中の一つに、「デ=カッチリ博士」がある。

デ=カッチリ博士は架空の博士だ。真っ白な髭にぐるぐる眼鏡、地面につきそうなほど長い白衣と、それでは隠しきれないほどデカい尻。ステレオタイプ的な博士の尻が海外のエロ絵くらいデカかったら面白いと思って作った。

デ=カッチリ博士はこの世の全てを知っていて、水曜日の午前中に僕らのためだけの特別な講座を開いてくれる。それが「デ=カッチリ博士のパーフェクトデカ尻講座」。乙女の心を刺激する、ちょっぴりタフでメロウな秘密の授業だ。
この講座を受講できるのはたった3人の選ばれし子供のみ。みんなこの講座を受けようと必死で、この前は浦和の小学校で乱闘騒ぎが起きたそうだ。デ=カッチリ博士の罪深いほどの魅力、その一端を知ることができると思う。

ある日、僕は博士に聞いてみた。
「ねえ博士。『でかっちり』の『ちり』って、やっぱりお尻のことなんだよね?」
「そうじゃよ藤城くん。それがどうしたのかな?」
「じゃあさぁ、やっぱり『とばっちり』も、お尻が飛んでくることを言ってるんじゃないかな?」
博士はビーカーを混ぜる手をピタッと止めて、僕の方へ振り向く。
「僕このことに昨日ふっと気づいて、学校でクラスのみんなに話してみたんだ。そしたらみんな揃って僕のことを笑いものにして……ねえ博士。僕、変なこと考えてるのかなぁ……?」
博士はその言葉を、静かに、静かに聞いたあと、僕の方へ歩み寄り、まるで体が潰れちゃうんじゃないかってくらい強く、僕のことを抱きしめた。
「は、博士……!?どうしたの、急に……」
「ありがとう、ありがとう藤城くん。君が、君こそがワシの……!!」
そのあまりに突然な事態に驚く自分と、博士の襟首から香るいい匂いに浸っていたい自分、2人の自分が心の中で喧嘩して、最終的に僕の肉体は、このまま硬直していることを選んだ。

あのときの僕には、まさかそれが博士との最後の思い出になるなんて知る由もなかった。
ただ、サンディエゴの街に降り注ぐ太陽の光みたいに熱く優しい抱擁に、ぼんやり包まれていることしかできなかったんだ。


次回、デ=カッチリ博士のパーフェクトデカ尻講座Part67 ~赤チン塗っても治らない~

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