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【INEST】経過報告

今回は前に書いたINEST(7111)についてのその後の変化をまとめてみました。

5月末に一度90円を超えてからはもみ合いになっているので退屈に思ってる人もいるかも知れませんね💧
とはいえ大化け銘柄も、化ける途中では踊り場をいくつか作るものです。
INESTはまだ上がり始めたばかりですから、もみ合いのところはむしろ果敢に追加買いで攻めていくところだと考えています('◇')ゞ

現社長の保有割合判明

まずはINESTの上昇のきっかけにもなった現社長の個人買い。


6月5日に開示された定時株主総会招集の通知で3月末時点の大株主が公表されました。
前の記事で書いた社長の買付規模の予想値よりは少なかったものの、余裕で1億円以上をご自身で出資しているようです。

もしかするとはじめはもっと買ってることも考えられます。その後持ち株の一部を市場で売却して今の保有比率という可能性はあるでしょう。
ほぼ間違いないと見ている1月の社長買いの後勢いが出て短期でかなり上がりましたからね(^^;

いずれにしろ個人では筆頭株主となっている以上、株価にコミットした経営を進めていくことは間違いないでしょう。

今後の成長力は予想以上

もう決算発表の際に出た材料ではありますが、おそらくまだ市場がきちんと理解してない部分を取り上げてみます。
決算と一緒に出した「今後の経営方針について」から。

ストック売上の拡大を目指すということですね。
今までINESTは一時金売上がメインの事業比率が高かったため、今後は「月額~~円」などのようなストック型ビジネスを中心に展開していくとのことです。
いわゆる「サブスクリプション」的なサービスですね。

ストック型ビジネスは始めのうちは売上規模が小さくなります。
それもそうですね、「月額~~円から」といった契約の場合、1件当たりの売上は一時金売上よりも小さくなりがちです。

でもストック型ビジネスでは顧客が解約しない限り永遠に売上が入る仕組みです。
ということは多少解約者が出たとしても新規成約がそれを上回れば自然と売り上げ規模が右肩上がりに増えていきます。

イメージとしてはこんな感じですね

ストック型ビジネスは指数関数的な成長が見込める形態で、特にINESTの場合は社長自身もトップ営業マンだった営業会社です。成長率については嘘はないでしょう。

1~3月期業績から逆算すると割安?

急成長するとは言っても、具体的な数字が見込めないとなかなか手を出しづらいものがあると思います。

それで、IENSTが新体制になってからの1~3月期決算から逆算していくと、実はINESTはものすごく割安株だという見立てが浮かんできます。

考え方としてはPER(株価収益率)から考えていきます。

INESTは前期のうち1~3月期のみ新体制のもと動いていたので、その時期の売上・営業益から見ていきます。
PERは通常は純利益で計算しますが、純利益は事業外の一時的な損益も計算されてくるので、純粋に事業での儲けである営業利益で考えます。

1~3月期のINESTの業績は以下の通り

売上高:46億2900万円(前年同期比+90.3%)
営業益:2億8700万円(前年同期比+86.4%)

前年同期比を見れば新生INESTは以前の同社とは全く違う中身になったことがわかります。
通期の業績予想では急成長のための投資も積極的に行っていくので前年と比べると58%の減益見通しですが、もし今の体制で純粋に今期の業績を最大化することを目的にしたらどうなるか・・・

前述の1~3月期の営業益をそのまま1年間続けて出すと仮定すると、通年で営業利益は11億4800万円になります。
新体制になったばかりでも急激に増収増益を達成できていることから、もし今期業績に全集中したらおそらくINESTならこのぐらいの利益は簡単に出せると思います。

この11億4800万円と今の時価総額をもとにPERを計算すると・・・

7.5倍

10倍以下なら割安と言われるPERがたったの7.5倍ということ。
さらに今後は業績の拡大が確実視されるということは、今のINESTがあり得ないぐらい割安だということがわかります。


この辺の考え方がまだINESTに対して認知が進んでいないのがもみ合いの要因なのではないかと思います。

とてもシンプルな考察なので、INESTへの投資を検討している方は是非参考にしてみてください(^_-)-☆

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