「世代差があるから」を隠れ蓑にした差別
世代が遠く離れた年上の人が、若い世代の年下の異性の人に話しかけることは、不快にさせる行為である、と言う人がいた。
なるほど、そういう考えもあるのか、と思った。
実際、某所でそういうことが起きた。
何にも悪いことをしていない、結構年配の男性が「この人、不快だから出禁にして」と言われ騒がれた。
話を聞く限り、その人はとにかくただ不快らしい。
けれど、その人が具体的に何か悪いことをしたのか?と聞くと、「調味料を持ち去った疑惑がある」という苦しい回答だけがあり、それに以外は何もなかった。
もちろん「ちゃんとした理由が無いのに排除しろというのは理不尽だ」とい声もあってもめた。
世代差があり過ぎるのに近づいてこられるとしんどい、という人はよくいる。
けどふと思ったんだけど、じゃあトムクルーズが話しかけても不快になるのか?と考えた。
トムクルーズはかなり上の世代の人だ。
あるいは、もし仮にアインシュタインが生きていると仮定して、アインシュタインが話しかけてきても不快になるのか?とも考えた。
結局、年齢差が表面的に問題視されてるように見えるが、実際はとどのつまり、顔や年齢や性別による差別に過ぎないんだろうな、と思った。
あとは社会的地位によるものとか。
顔がすごく良い人が近づいてくるとうれしいけど、キモイ人が近づいてくると不快になるのって、どうしようもないよね。
けれどそれに対して、「顔が悪いからと言って差別するのは良くないよね」という人もいれば「不快にさせてるんだからハラスメントだ」という人もいる。
こうして考えてみると、顔や年齢や性別などが良くないという理由で、社会のいたるところから排除される人って因果だな、というか、とても悲しい存在だ。
社会的地位もそう。
あ、精神疾患とかもそうか。
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