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上海にヘラシギを見に行った話②

Birding Tour to Rudong Sep.25-28 "Day 2" 26.Sep.2017
What's Rudong like?
It has huge tidal flat and about 100 Spoon-billed Sandpiper.

私が今回なぜ如東(ルドン)に行きたかったのかというと、
ここは世界的にも大変有名なシギチドリがたくさんいる場所で、
中でも全世界で生息数が400羽と言われている「ヘラシギ」を見たかったからです。

初日に現地のガイドの方に聞いたところでは、ヘラシギは100羽いる。
という話でした。わんはんどれっと・・・
世界の1/4がここに・・・( ゚Д゚)

ヘラシギの越冬地はタイやミャンマーなどもう少し南。
今、ルドンのヘラシギたちは絶賛渡り中なのです。
つまり渡りの今時期しか見れない。

とは言っても、どうやらここで換羽するヘラシギが多いらしくて、
完了するまで約2か月くらいはいたりするみたいです。

ふむふむ。と思いながら現地へ。

ルドンの干潟と佐賀の干潟の大きな違い。
それはまず「干潟の上を歩ける」というところ。
これは大きい。
なぜかというと歩いて鳥たちのほうへ近づけるから(笑)でも、
有明海と同じで干満差がかなりあるので、
大潮の満潮2時間前から見るらしい。
ここは佐賀と全く一緒。

大授の100倍は広そう


次の違いは干潟の規模。
広大。とにかくでかい。果てが全く見えない。100キロ先まで干潟らしい。
一部分だけ見ると鳥の種類もそうだけど、あんまり佐賀と変わらない。
でも波打ち際ずーっと向こうまで延々とシギチ。

だいたいピークは40000~60000のシギチがいるという話で、
ずいぶん振れ幅があるなあ。ちゃんと数えてんのかな。
と思っていたけど、これは正確に数えるの無理だ。
広すぎるから。

そして気になるヘラシギの数。
この日私たちが見たのは6羽!!
ほとんど一点から動かず観察して6羽なので確かにガイドさんが言う100羽はうなずける。

シロチドリやトウネンに混ざっていて、
ここにもそこにもあそこにもという感じで次々見つかる。


真ん中の1羽がヘラシギ


そしてカラフトアオアシシギ。
佐賀で今季(2018年)2羽観察され、みんなでわーきゃーしていたが、
ここでは普通のアオアシシギのほうが少ない。
100+羽いました!!
きっと全体ではこの数倍いると思われます。

つづく

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