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佐賀のコウノトリ巣立つ
コウノトリは佐賀で見かける野鳥の中では最大級に大きく
特別天然記念物に指定されています。
元々日本全国に生息していましたが、農薬でコウノトリのエサとなる田んぼの生物が減ったことなどにより、野生個体は1971年に絶滅しました。
その後ロシアから贈られたペアから保護増殖事業が始まり、
2005年から人工飼育した個体を放し、
2012年には野生化したペアからヒナが生まれています。
今まで佐賀にも時々コウノトリが訪れていましたが長居することはありませんでした。
ところが今年初めて佐賀県で繁殖しヒナが生まれました。
ヒナは先日無事に巣立ちしましたが、
今の日本の環境が彼らにとって暮らしやすいかといえば
決してそんなことはありません。
田んぼの生態系の頂点に立つコウノトリが生きていくには
下地となる豊かな環境が必要です。
コウノトリの今後のためにみんなで考えていきたいですね
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