5話

魔術学院の試験を受けにやってきた私とレム。
「レム試験を受ける前に1つお願いがあるの」
「なに?」
「あなたの血を吸わせて欲しいのよね、血を吸えばであなたと私の間に霊的パスが繋がるからあなたも魔術使えるようになると思うから」
「分かった!私の血で良ければ吸ってもいいよ!」
「ありがとう」私はレムの血を吸わせてもらった。
そして試験の時間になったため監督官が部屋にはいってきた。
「受験生の皆さん、これから筆記の試験を始めます。諦めずに最後まで取り組んでください」
問題と解答用紙が配られ面構えが先程までとは変わった受験生一同。
監督官の合図と共に試験が開始された。
筆記試験は1時間にもおよびこの後実技の試験があることを監督官に知らされ移動をし始める受験生。
そんな中私はある男に話しかけられた。この学院の教師モーリッツハーヴェイだ。
「君は移動しないのですか?」
「今から移動しようと思っていたところです」
「ここは閉めるので今すぐ移動してください」
「分かりました」それから私は広いグラウンドに移動して10分くらいレムと話していたら監督官が来たので、指示に従い順番に魔法を的に打っていった。
レムも初めての割にはよく打ててるな。そう思っていると私の出番がやってきた。
「では次、レスティア・ディハマイン。打ちなさい」
「はい!」なぁ、あんな可愛い子が俺らより威力のある魔法打てると思うか?
「さぁな」私の前の受験生が周りの人達と話しているのが聞こえた。
私は持てる全てで辺り一面を魔法で蹂躙する。
「なんだ、この魔法は!?」当たり前だとは思うが全員が驚いていた。
「それでは本日の試験を終了とします。気をつけてかえってくだはいね」
「ティアは試験どうだった?」
「私は簡単だったかなぁ!レムはどうだった?」
「筆記が自信ないかなぁ」
「今度勉強教えてあげるね」
「ありがとう!助かるよ」そして、あっという間に1週間が経ち合格発表の日がやってきた。
「ティア!私の名前あったよ!私はAクラスだって」
「私もあったよレム、私もAクラスだってさ」
これで私もレムに魔術を教えれる。

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