経済ちゃん

独学で経済や地政学を勉強する29歳。業界は違うものの、日々知識をつけながら地味に堅実に…

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独学で経済や地政学を勉強する29歳。業界は違うものの、日々知識をつけながら地味に堅実に個別株に投資しています。

マガジン

  • 優良・急騰銘柄の徹底解説!個別企業の成長性について優しく解説

    24年1月より新NISAが開始され、多くの人が投資に参入します。そんな中において投資リテラシーが資産運用の成否を分けます。 このマガジンでは、株式投資において参考になるであろう各企業の成長性やビジネスモデルについて優しく解説し、堅調な資産形成のお手伝いをいたします。

  • 株式投資において必要な経済知識・用語を徹底解説

    24年1月より新NISAが開始され、多くの人が投資に参入します。そんな中において投資リテラシーが資産運用の成否を分けます。 株式投資において必須となる用語や概念について優しく解説し、堅調な資産形成のお手伝いをいたします。

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PBRをどう投資判断に活かすか?

 前回記事のROEに引き続き、今回も投資判断に活かしうる指標「PBR(株価純資産倍率)」について説明いたします。 (前回の記事はこちら)  PBR(株価純資産倍率)は、企業の株価が純資産に対して割高か割安かを評価する指標です。PBRを計算することで、投資判断の基準が得られます。ただし、適正水準は一概には決められず、業界や企業の成長性、収益性を考慮して判断することが重要です。この記事では、PBRの概要や計算方法を解説し、投資判断に活かす方法を紹介します。 1 PBRの概要

    • 投資の良著紹介:【全面改訂 第3版】ほったらかし投資術

      「投資」と聞くと、難しそうで専門知識が必要と思う人も多いでしょう。しかし、「【全面改訂 第3版】ほったらかし投資術 (朝日新書)」はそのイメージを払拭してくれる一冊です。この本は、投資初心者から経験者まで、誰でも簡単に始められる投資術を紹介しており、そのシンプルさと効果的な手法が多くの人に支持されています。新NISA制度に完全対応しているため、最新の投資情報をキャッチアップしたい人にも最適です。 主な内容1:ほったらかし投資の魅力 この本の中心的なテーマは、名前の通り「ほ

      • 投資の良著紹介:教養としての「金利」

        金利についての理解は、現代の金融市場において不可欠な要素です。田渕直也著『教養としての「金利」』は、その名の通り、金利を通じて金融の基礎から応用までを学ぶための一冊です。この本を手に取ることで、金利がどのように経済全体に影響を与えるのか、なぜ金利が変動するのかといった疑問が解決されます。 私は、金融市場に興味を持ち始めた頃、この本を読みました。その時感じたのは、金利の変動が私たちの生活や投資にどれほど大きな影響を与えるかということでした。金融の専門知識がなくても、田渕氏のわ

        • 投資の良著紹介:世界インフレの謎

          最近のニュースを見ていると、世界各地でインフレが話題になっていますね。そんな中、渡辺努さんの著書「世界インフレの謎」は、その背後にある経済的なメカニズムを解明する一冊として大変注目されています。私自身もこの本を読んで、現在のインフレがどのようにして起きているのか、そしてそれが私たちの日常生活や投資にどのように影響するのかを深く理解することができました。この本は、単なる現象の説明だけでなく、その背後にある複雑な要因をわかりやすく解説しています。 主な内容1:インフレの真の原因

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        • 優良・急騰銘柄の徹底解説!個別企業の成長性について優しく解説
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          38本
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          投資の良著紹介:「物価とは何か」

          「物価とは何か」(渡辺努著)は、2022年の経済書として多くのメディアで高く評価された一冊です。講談社選書メチエから出版されたこの本は、週刊ダイヤモンドや週刊東洋経済で「ベスト経済書2022」の第1位に選ばれ、さらに日本経済新聞の「2022年の経済図書ベスト10」でも第1位に輝きました。 物価という日常的なテーマを掘り下げ、インフレやデフレのメカニズム、そしてその背景にある経済理論をわかりやすく解説しています。 この本を紹介する理由は、物価が私たちの日常生活にどれほど深く関

          投資の良著紹介:「物価とは何か」

          投資の良著紹介:エブリシング・バブル 終わりと始まり――地政学とマネーの未来2024-2025

          エミン・ユルマズの最新作『エブリシング・バブル 終わりと始まり――地政学とマネーの未来2024-2025』は、現代の複雑な金融環境を理解し、未来の投資戦略を構築するために必読の一冊です。地政学リスクと金融市場の関係を深く掘り下げ、未来の経済動向を予測する本書は、個人投資家から機関投資家まで幅広い層に役立つ情報を提供しています。 特に、バブル経済の崩壊とその後の市場回復に関する具体的な事例や、地政学的リスクが金融市場に与える影響を科学的データを基に分析する手法は、非常に説得力

          投資の良著紹介:エブリシング・バブル 終わりと始まり――地政学とマネーの未来2024-2025

          投資の良著紹介:【新版】財務3表一体理解法 (朝日新書)

          「財務諸表」って聞くと、難しそうで避けたくなる人も多いのではないでしょうか?私もその一人でした。しかし、この本『【新版】財務3表一体理解法』を読んで、その考えが一変しました。著者の國貞克則氏は、複雑に見える財務諸表の世界を分かりやすく解説してくれています。特に、この本の新しい版は、最新の会計基準にも対応しており、ビジネスパーソンや投資家にとって必読の一冊となっています。 主な内容1: 財務3表の基本理解 本書の最大の魅力は、財務3表(損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロ

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          【大注目!】「マイクロソフト」を投資家視点で徹底解剖(決算・競合分析・ビジネスモデル・将来性)

          第1章:はじめに:マイクロソフトの概要マイクロソフトは、1975年にビル・ゲイツとポール・アレンによって設立されたアメリカの多国籍テクノロジー企業です。創業以来、マイクロソフトはソフトウェア、ハードウェア、クラウドサービス、エンタープライズソリューション、エンターテイメントなど、さまざまな分野で事業を展開し、技術革新と市場適応を繰り返してきました。 事業内容 ソフトウェア Windowsオペレーティングシステム: マイクロソフトの代表的な製品であり、世界中のPC市場で

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          【大注目!】「NVIDIA」を投資家視点で徹底解剖(決算・競合分析・ビジネスモデル・将来性)

          第1章:はじめに:NVIDIAの概要NVIDIA Corporation(エヌビディア)は、1993年に設立された、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンタクララに本社を置くテクノロジー企業です。同社は、高性能コンピューティング(HPC)とAI(人工知能)の発展を牽引する存在であり、その影響力は多岐にわたります。 企業概要 本社:カリフォルニア州サンタクララ 従業員数:約29,600人 設立年:1993年 創業から四半世紀以上を経て、NVIDIAはコンピューティング技術

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          【大注目!】「NVIDIA」を投資家視点で徹底解剖(決算・競…

          【大注目!】「じげん」を投資家視点で徹底解剖(決算・競合分析・ビジネスモデル・将来性)

          本レポートでは、じげんがいかにして各業界で革命を起こしているのかを深掘りします。2006年の設立以来、じげんはライフメディアプラットフォームを核として、求人、住宅、自動車、旅行情報を一元管理することで、ユーザーにとって最も便利で価値のあるサービスを提供し続けています。 じげんがどのようにしてデジタル変革(DX)を推進し、美容およびヘルスケア業界に進出し、またM&Aを通じて市場に新たな価値を創造し続けているのかを探ります。2024年3月期には売上収益が前年比24%増の23,2

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          【大注目!】「三菱商事」を投資家視点で徹底解剖(決算・競合分析・ビジネスモデル・将来性)

          三菱商事株式会社は、日本の代表的な総合商社として、国際市場でその名を轟かせています。エネルギー、金属、機械、化学品、食品といった幅広い事業セグメントにおける豊富な経験と専門知識を活かし、世界各国でビジネスを展開しています。本書では、三菱商事の事業モデル、戦略的投資、および将来の展望に焦点を当て、どのようにして同社が業界のリーダーとしての地位を確立し続けているかを解析します。 2023年度の経営成績で示された歴史的な高利益や、中期経営戦略「2024 MC Shared Val

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          【急騰】楽天グループ(モバイル事業が牽引!成長期待高まる楽天のビジネス展望)

          楽天グループ(株)は、最近株価が急騰していることが話題となっています。過去5期間で赤字を出していたものの、最近では業績が改善し始めています。特に、モバイル事業の契約回線数が増加し、通信料収入が増加したことで赤字幅が縮小しています。これにより、投資家の期待が高まり、株価が急上昇しています。 楽天グループは携帯事業の赤字削減や今期の社債償還を乗り越えるなど、ポジティブな要因が株価上昇を後押ししています。今後も業績の改善が期待されており、特に楽天モバイルの赤字回復やグループ全体の

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          【急騰】ニデック(EV市場への積極参入で株価急騰!成長余地が大きく注目)

          ニデックは世界最大の総合モーターメーカーであり、モーター技術を中心にHDDや車載、家電・商業・産業向けモーターを展開しています。さらに、機器装置や電子・光学部品なども手掛け、多角的な事業展開を行っています。 最近の業績は非常に好調であり、2023年4〜6月期の連結決算では過去最高益を達成しました。特に、モーター事業においては、需要の拡大や新規事業の展開により、売上規模が拡大しています。この好調な業績から、投資家の間でニデックの成長性や将来性に対する期待が高まっています。 さ

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          【急騰】ソシオネクスト(AIとDXの活用で急成長!売上高93%増、経常利益2.3倍に)

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          【急騰】ソシオネクスト(AIとDXの活用で急成長!売上高93%増、経常利益2.3倍に)

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          【急騰】霞ヶ関キャピタル(不動産業界の注目株!5期連続増収、4期連続増益で株価急騰)

          霞ヶ関キャピタル(株)は、不動産開発を主な事業とする企業であり、最近では株価が大幅に上昇しています。設立は2011年で、代表取締役は河本幸士郎氏です。同社は不動産投資を中心に、不動産コンサルティングやファンド運用を行っており、太陽光発電所や保育園、物流倉庫などの開発も手掛けています。 2023年8月期の業績予想が上方修正され、売上規模や利益が増加したことで株価が上昇しました。アナリストの平均目標株価は15,600円となり、今後の成長が期待されています。不動産市場の競争激化や

          【急騰】霞ヶ関キャピタル(不動産業界の注目株!5期連続増収、4期連続増益で株価急騰)

          【急騰】三井不動産(アクティビストの動きによる株価急騰、成長戦略としてのDX推進が生み出す新たな価値)

          三井不動産(株)は、最近急騰している不動産株の1つです。同社は1941年に設立され、売上規模は2,269,103百万円で、従業員数は53,464名です。総合不動産デベロッパーとして知られ、国内外の393社のグループ企業を持っています。 三井不動産は、不動産業界において多角的な事業展開を行っており、建物やその附帯設備の管理・保全・修繕などを行っています。アットホームな社風で知られ、年間休日は120日以上あり、福利厚生も充実しています。さらに、ジョブローテーション制度を導入し、

          【急騰】三井不動産(アクティビストの動きによる株価急騰、成長戦略としてのDX推進が生み出す新たな価値)