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子育て

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子どもを幸せにしたい方、子育てに不安や行き詰まりを感じている方に向けた記事です。傷だらけになった私の子育て経験から学んだ大切なことを書いています。
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#人間関係

「あの人とは意思疎通がうまくいかない!」と諦める前に。

いつもの朝の風景です。 送迎をするために スタンバイをしている私に向かって、 ヘア&メイクを終えた パジャマ姿の娘はこう言います。 「もう出れるよ!」 “まだ全然出られる状態じゃないのに、 何言ってるの!” と、今日もいつも通り そう思いました。 「もう出れる」と言っておきながら 当分出発しない、というのが 娘のいつものパターンなので 家を出るタイミングが計れません。 そのせいで 朝の準備や家事も進まず、 私はイライラすることになります。 いつもイライラしていても仕

理想を手にするために

ここ最近、毎日イライラしていた 娘の話をします。 娘は大学生になり、 勉強を頑張ると決めました。 資格も取りたいと思っています。 アルバイトをして自分でお金を稼ぎたいし、 新しい友達をたくさん作って「遊びたい」 とも思っています。 この中で、今の娘に足りていないのは、 「新しい友達をたくさん作って遊びたい」でした。 それを叶えるために、 サークルに入る必要がありました。 なぜなら 「サークルに入れば、 自分のイメージしたような楽しい場があり、 友達と楽しい時間を過ごす

話し合いはタイミングが命

子育てをしていて難しいなと感じるのは タイミングです。 うちは、子どもが大きいので、 大抵のことは自分で決めます。 親がダメだと言ったところで それをやめるわけではありません。 でもこちらから見ていると 「それはちょっと」 「大丈夫なの?」 と思うこともあります。 本当はやめさせたいけど、 それを言うタイミングが 難しいんです。 子どもがそれを「やる」と決めてすぐの時は、 テンションも上がっているし やる気に満ち溢れています。 ダメな面をいくら話したところで、 むしろ

「話を聞く」とは、相手の思考の整理を助ける行為

私は娘と会話をする時、 意識していることがあります。 それは 私の意見を先に言わない ということです。 すごくシンプルな方法ですが、 これがすごく効果的なので、 今でも意識しています。 例えば娘が 「今回のテストがすごく悪かった」 という話をしてきたとします。 今までは私が 自分が思うこと 「こうするといいよ」と思うことを 先に話していました。 でも、今は 「そうなんだね」 と言った後は、娘が何か話をするまで待ちます。 そこで話が終わってしまったら、 「それで、どう

「褒める」は相手をコントロールする行為です

「褒める」は 指導者の使うテクニックです。 ひと昔ふた昔前の指導は 「怒鳴る」でした。 それが「褒める」になっただけで、 結局したいことは同じです。 相手を目標まで連れて行くための テクニックのひとつです。 それを意識せずに 私達は昔から、そして今も 「褒める」を 通常の人間関係でも 使おうとしています。 無意識のうちに 相手をコントロールしようとしている または、 コントロールされている 可能性があります。 大人しくて手のかからない、いい子 私は母親に 「赤ちゃ

才能は、私の知らないところにある

「中田敦彦のYouTube大学」 私は割と好きなので、時々見ています。 今回、「松本人志氏への提言」という動画が 話題になっていたので見てみました。 この動画は「お笑い界」についての話ですが、 今回はお笑いについての深堀りではありません。 違う目線で発見があったので、それをお伝えします。 動画の内容としては、 「ダウンタウンの松本人志さんが あらゆるお笑いの大会の審査員にいる」 「ほかの業界だったら信じられないくらいの独占状態」 であるという点を指摘し、それは 「松本さ

期待通りにならなくて「がっかり」する人に、成長のチャンスがあります

「期待してる」「信じてる」 という言葉からは、 「強い絆」や「信頼関係」がイメージされます。 では、 ・期待通りにならなかった時 ・信じていたのに裏切られた時 あなたは、 どのような気持ちになりますか? ・期待通りにならなくてがっかりする ・信じていたのに裏切られて腹を立てる こうなってしまう方は、 これらの言葉の使い方を 間違えているかもしれません。 どういうことなのか、 ①「期待する」と ②「信じる」の 2パターンに分けて考えてみましょう。 ①まずは「期待する