シルバーフライングフォックスをお迎え
アクアリウムで黒髭苔を食べる唯一のコケ取り生体として有名なサイアミーズフライングフォックスのさらに上を行くと注目されているシルバーフライングフォックスをお迎えしました
きっかけはコケで困っているというより、コケを見ていたらこの水槽ならお腹いっぱい幸せに過ごせるのではないか?という、まあ人様のエゴでしかないのですが、そんな気持ちになったので。
この魚、コイ科の他の魚と同じ雑食性なのですが、サイアミーズフライングフォックスがエサに慣れてコケ取りを忘れてしまうのに対し、エサよりコケの方が良いよと言わんばかりにコケをばかり食べてる草食性の強い魚みたいです。
良いこと尽くめのようですが問題もあり大きくなると気性が荒くなり縄張りを主張し始めるのと、最大15センチになる魚体が小型水槽に向かないことです。タナゴ水槽は60センチ水槽で大きいとは言えませんが1匹だけならそんなに狭く感じないだろうことと狭いところに順応して大きくならないかもしれないと想像しました。縄張り主張はタナゴもするし、コイ科の魚は口に歯を持たないので相手のヒレに噛み付くことなどの被害はあまり起きないのではないか?とも。
水合わせのとき入れ物の隅でじっと動かないので臆病なのかと心配しましたが本水槽に移動したら、周りを確かめているのかちょこまか移動しながら早速コケ取りに励んでくれました。でも、やはり黒髭苔はそんなに好みではないようです。
身体の大きさからコケ取り能力は高そうですが、葉の表面のコケを張り切って食べられてはオトシンネグロの食べる物が無くなってしまうのでは?と心配になってしまいます。オトシンはあまり人工餌に餌付かないと聞くのでちょっと心配です。
数日経って環境に慣れたというより、周りの魚たちとの距離感が掴めたのか、あまり目に付くところに出てこなくなってしまいました。今のところ元気にしてますが、飛び出し事故の多い魚とも聞くのでヒヤヒヤしながらも観察をしていきたいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?