【本要約】バカと無知

◆バカは群れから追い出されないために自分を大きく見せる

太古の時代群の中で過ごしていた
1人になると終わりの時代だった
今の私たちの心は、この時代に作られたもの

どんな人が群れから仲間外れにされていたかというと、バカなやつ
狩をしているときに大きな声を出されると困る

バカはどうするかというと
自分の能力が低いのに、自分を大きく見せるようになった


◆優秀な人は目立ちすぎる叩かれる

優秀な人は自分を小さく見せる
周りから叩かれてしまうため

子孫を残していくために、自分の優秀さをアピールする必要があった
しかし、目立ちすぎると周りから反感をかってしまう

自分よりイケメンで高身長で高収入な人がいたら、
パートナー選びの邪魔になる

芸能界でスキャンダルがあったときに叩かれるのはこれが理由

優秀な人は目立たずに、したたかに結果を残している
腰が低くなり自分を小さく見せている


◆バカの問題は自分がバカであることに気づいていない

自分がバカだと気づいていたら、恥ずかしくてしょうがないはず

頭の悪い生徒と、頭の良い生徒に
自己評価がどれくらいか実験した結果、
頭の悪い生徒は、自分を5倍以上も過大評価していた

一方、頭の良い生徒は自分を10点以上低く自己評価していた

バカは自分を過大評価していることに気づいていない
頭の悪い人、勉強ができない人でも
バカは自己評価が高く能力に気づいていない


◆バカにつける薬はない

バカは治せない
自分がバカだということに全く気づいていない

自分の能力について、客観的な評価を示しても
それを理解することができない

バカの頭の中では、自分は優秀と思い込んでいるため


◆日本人の3人に1人は日本語が読めないバカ

日本人の3分の1以上が、日本語を正しく理解できないということ

話し言葉だとわかるが、教科書、説明書のような文章は理解できていない

世界中で見ると日本はまだマシな方

ネットやパソコンも活用できない人が多い


◆バカと話し合いをすると損をするため誰も関わりたがらない

バカと話し合いをすると損をする

頭がいい人とバカが話し合いをすると
バカに引っ張られてしまう

優秀な人はとバカが一緒に議論をすると
バカにひっぱられてマイナスの結果に引きづられる
コイン投げで意思決定をした方がマシになる

3人寄れば文殊の知恵は、1人でもバカが入ると成立しない

バカと関わると損をする
優秀な人は優秀な人とだけ関わる
バカを切って優秀な人だけを残した方が生産性が高まる


◆民主主義がうまくいかないのはバカと優秀な人が一緒に決めるから

頭の良い人だけで決める独裁国家の方が経済発展しやすい

バカは黙っていた方がいい

優秀な人は話し合いを諦めて1人で生きていく
バカと距離を取れば、うまく生きていける


◆無知なことは何も悪いことではない

バカと無知は違う
バカは自分がわかっていないことをわかっていない
無知は自分がわかっていないことをわかっている

無知なことは何も悪いことではない

勉強して必要な知識を入れればいいだけ


◆バカは学べない

バカは自分がわかっていないことをわかっていない

生活保護を受ける人で、申請書すら記入できない
自分を過大評価しているから、無知ということも気づかない
バカにつける薬はない

電極を詰め込んだり、
ADHDに使われる認知能力を上げるリタリンを使う