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【本要約】Your Time

◆世界の変化率を時間とよんでいる

時計やカレンダーを見て、時間を感じているだけ。

人間の脳は常に確率を計算している。
工事現場に大量の瓦礫がつまれていたとする。
その場所には元々何かの建物があったのだろう、
これから先、この場所には新たしい建物が建設される確率が高いと考えること。

予期とは、次に起こる確率が高いと脳が考えたもの
想起とは、前に起こったであろうことを予想すること。


◆予期のスタイルを知っておく

予期には濃い薄いがある。
10年後の自分を想像できる人は濃く、
想像できない人は薄い。

予期には多い少ないもある。
今週何をしようかと考えたときに、
いろいろ思い浮かぶ人は多く、
1つしか思い浮かばない人は少ない。


◆予期が薄い人はタイムボクシング

予期が薄い人は、将来の自分が他人のように思えて、上手にスケジュールが立てられない。

タスクを整理してスケジュールを入力する。
定めた時間内に作業が終わらなくても
一旦切り上げてしまう。


◆予期が濃い人にはプレコミットメント

予期が濃い人は
目標が高すぎることで、達成したときに燃え尽き症候群になってしまう。


◆予期が多いときはSSCエクササイズ

予期が多いとは、あれもしなきゃこれもしなきゃという状態。
意識が分散してしまい目の前のことに集中できなくなる。

今後1週間でやろうとしていることを書き出す。
仲間が手伝ってくれてもやるか、
お金がたくさんあってもやるかなど、
点数をつける。
頭の中にあふれる予期を減らす。


◆想起のパターンを知る

正しいか誤りか、
肯定的か否定的かの軸がある。

1,000文字のレポートを1週間でやり遂げたとして、
大変だったと思うか、早く終わったと思うか。


◆想起のあやまりが大きい場合はタイムログを

自分の時間の使い方を正確に把握することで
想起の誤りを正していく。


◆想起が肯定的な人はタイムログアドバンス分析

想起が肯定的だと、時間の使い方に不具合が生じる。
過去に達成したことを、人に手伝ってもらったことを忘れて、誤った時間見積もりをしてしまう。

1週間分のタイムログを作成し、
カテゴリー別に仕分ける。
カテゴリーごとの所要時間を計算する。

スマホをぼーっと眺めていたりする時間を削る。
代わりに本を読むようにするなど。


◆想起が否定的な人は想起改善シート

前にやったときすごい苦労したから、
今回もすごい苦労するだろうなと思うこと。
仕事へのモチベーションも上がらない。

内容の細分化などを行う。


◆時間の効率化きら解き放たれる

効率化にはデメリットもある。
ストレスが増し、忙しくなりやすい。
仕事が効率化されると新しい仕事をやらなければいけなくなる。

生きがいがある人は、ストレスが低く、人生の幸福度が高い。

 



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