Midjourneyの新機能で、ブラウザから魔法の世界へ。
Midjourneyの従来版はデスクトップアプリだったため、PCにインストールが必要でした。
しかし、新しいWeb版は専用Webサイト上で全機能を利用できるようになりました。
• Webサイトから操作できるようになった。ブラウザからアクセスできる。
例えば、イメージを生成したい場合の手順は以下のとおりです:
MidjourneyのWebサイトにアクセスする
プロンプト欄に「カラフルなスニーカーシューズ」と入力
送信ボタンをクリックすると、イメージが生成され表示される
必要に応じて修正プロンプトで調整可能
このように、Webブラウザから簡単な操作で画像制作が可能になりました。
デバイスの依存性がなくなり、特別な準備なしに誰でも簡単に使えるようになりました。
スマホからでも簡単にアートが作れる、というメリットが大きいと言えるでしょう。
イメージジェネレーションの性能が向上。ディテールが更にリッチに。
具体的な性能向上点は、
解像度が以前の1024pxから1280pxと高解像度になった
表面の質感や光の当たり具合など、写実的なレンダリングが可能に
画像内の微小な文字や模様も鮮明に表現できるようになった
仮に「日本ぽいイメージでの創作料理」を作ってほしい
繊細なテクスチャが表現される
表面にも光の当たり具合のぼかしが現れる
等、細部の表現力が飛躍的に向上しています。
これらの点から、デジタルアートの可能性が一段と広がりました。
• アップロード機能で自分の画像素材を使用可能に。独自の設定ができる。
この機能では、ユーザー自身が持っている画像データをMidjourneyにアップロードし、それを基に新しいイメージを生成できるようになりました。
具体的な使用方法
Midjourneyウェブサイトの「Assets」タブをクリック
自分のPCやスマホに保存された画像ファイルを選択してアップロード
アップロードされた画像がアセットとしてリストアップされる
ジェネレーションプロンプトで「アップロードした○○画像に基づいて…」と依頼
アップロード画像を基に修正・合成・スタイル転換などの結果が返ってくる
例えば、自分のイラストをアップして「現実感覚な食材画像を」と依頼できる
などの利用シーンが考えられます。
ユーザーのクリエイティビティを更に高める機能だと思います。
ブラウザからプロンプトを入力し画像生成を行う基本操作。
使い方についてもっと具体例を挙げて説明します。
基本操作はこれ:
プロンプト欄に「公園で遊ぶ子犬のイラスト」と入力する
送信ボタンをクリック。子犬のイラストが生成され表示される
アップロード例はこう、
子犬の写真をアップロード
プロンプト「アップロードした子犬に帽子をかぶせて」
帽子をかけた子犬の新イラストが作成
プリセット例:
工業ロボットのプリセットを選択
プロンプト「ロボットは工場で部品をつかんでいる」
工場ロボットのイラストが生成
アートスタイル例:
自然画のアートスタイルを選択
プロンプト「海と空のイラスト」
自然画風の海景画が作成
このように具体例を挙げると理解しやすいと思います。
まとめ
MidjourneyのWeb版の最大のメリットは、だれでも簡単に利用できるようになったことだと思います。
以前はPCにアプリをインストールする必要がありましたが、今ではスマホやPCのブラウザからアクセスできるだけで、画像合成を行うことができるようになりました。
場所やデバイスの制約がなくなり、快適に利用できるようになりました。
加えて、性能の向上により表現の幅が広がり、ユーザー自身のアイデアを表現しやすくなっています。
個人的な創作活動や、仕事でのデジタルコンテンツ制作に活用できる可能性が高まりました。
以上の点から「Midjourney Web版」は、
誰もが簡単にアート作品を作れる時代がやってきた、といっていいでしょう。
スマホさえ持っていれば、どこででもアイデアが実現できる。仕事や趣味のアイデアがブツブツと出てきたら、すぐに形にできる時代。
もちろんAIの利便性を活用するのは合理的だと思いますが、
人間の創造力そのものが退化するのではないか、
その点に注視が必要だと私は考えます。
現社会のネガティブな影響にも留意しつつ、
人間の主体性を高める対応が求められる時代なのかもしれません。
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