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100均を活用。1000円代で小さく始める卓上アクアリウム


今、私の一部の友人間で空前のアクアリウムブームなのですが、金銭面と物臭な性格から始めるのを躊躇っていました。
そんなときに以下サイトを見かけ、100均で手軽に始められることを知り自身でも試してみる事にしました。
https://repobu.com/2019/02/17/minaminumaebi/

結果、1000円代でも十分に卓上アクアリウムを始められることがわかったので、同じくアクアリウムを始めたいけど、敷居を感じ始められない人向けに導入の参考になればと思い記事を書きました。
実際に購入したものから細かい作成の流れ、運用で失敗した点などを記載しますので、新たに始める人の参考になれば幸いです。

作成した水槽

私が各種道具含め合計1,810円で作成した水槽はこちらになります。
なお、後日メダカを1匹頂いて追加投入する予定です。

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購入したもの

ダイソーで購入 1,210円

前述しました記事を参考にさせて頂き、必要そうなものを揃えました。全て店舗で揃えましたが、参考までにダイソーの通販ページのリンクも貼ります。

コレクションボックスは種類がいくつかありますが、私は机の幅の問題からこちらを選びました。
他にも横長の物などもありますので、設置場所に合わせて選んで下さい。

・らくらくソイル(HP販売なし)

水槽の下に引くソイルと石です。元の記事にもありましたが、白玉石の方はお好みで。

サイトでお勧めされたものを購入。他の魚を入れる予定であれば、その魚用のエサを用意しするのが良いかと。

置物は種類も多くあるので、お好みで。私は橋にしてみました。

・ジャンボスポイト(HP販売なし)
各種水槽の掃除道具。おたまじゃなくても、水をすくう道具なら何でも。

なお、サイトでおすすめされていた以下は私は購入しませんでした。必要に応じて購入してください。
・カルキ抜き
・酸素ぶくぶく君
・魚すくい網
・水温計(店舗で売っていなかった)

アクアショップで購入 600円

専門店でなくてもアクアリウムコーナーがあるホームセンターなんかでも良いと思います。
もし知り合いで譲ってくれるという方がいれば、譲ってもらうのが一番です。

・ヤマトヌマエビ:150円*2
ミナミヌマエビかヤマトヌマエビで悩んだ末、ヤマトヌマエビに。
ただ、水槽立ち上げ時に入れる生体(パイロットフィッシュ)として、ヤマトヌマエビはあまり適していないそうです。いきなりメダカとかでも良いと思います。

・マツモ:300円
水草は友人からおすすめされた根を張らない浮き草のマツモにしました。

水槽立ち上げの流れ

大きく水作り、生体の投入、日々の運用に分けて記載します。

水作り編
カルキを抜いた水があればいきなり投入して良いという訳ではなく、バクテリアを増やし住みよい環境にする必要があるそうです。
結構な量の水を使うので、バケツなどにカルキ抜きした水を用意しておくと良いです。

1.砂をひいて水を入れる
まずは砂を設置。その上から水を入れると黒く濁るため3~4時間放置。

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2.濁った水の上澄みを捨てて入れ替え、石と置物を設置
しばらくしても浮いているゴミなどを上澄みと一緒に捨てて入れ替え。
その後、石と置物を設置して1~2時間放置。それを1~2回、水が透明になるまで実施。

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3.しばらく放置
本当はバクテリアが繁殖するよう1~2週間ほど待ったほうが良いそうです。ちなみに私は3日で我慢できなくなりました。
水草も投入しておいたほうが良いのでしょうが、私は水草とエビを一緒に買いに行ったためこのまま放置しています。

水草、エビ投入編
4.水草を投入
まずは購入してきた水草を投入します。

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5.ヤマトヌマエビを買ってきた袋ごと投入
ヤマトヌマエビの水と水槽の水の温度差を調整するため、まずは袋ごと投入。
これをしないと、温度差でショック死することがあるそうです。
30分~1時間ほど待って、温度があっているか確認します。水温計がある人は、測ってみるとなお良いと思います。

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6.袋に爪楊枝などで穴開け、水の中に浸して放置
次にヤマトヌマエビを水槽の水に慣らすため、袋に穴を開けます。
ph濃度を調整するための水合わせというらしく、これをせずに入れるとショック死する事があるそうです。
そのまま水につけて2時間程度放置。

7.袋の中の水ごとエビを水槽へ
その後、エビを水ごと水槽の中へ。これで環境の急激な変化はないと思われます。
また、エサを1つ入れておきました。

日々の運用
その後は毎日500mlずつ水交換しています。
水の水温を水槽と同じぐらいまで上げるよう写真のようにペットボトルに入れて部屋においてあります。
私は井戸水を使っているため水入れてそのまま室内においていますが、カルキ抜きする場合はペットボトルごと室外に置いておいて、終わったら部屋に入れておくとよいかと。

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捨てる水の500mlがどれくらいかは何回か試して、水槽にペンで水位がわかるようマーク入れてきました。
エサはエビの元気がなさそうな時にだけ入れています。

運用後のトラブル

2日目にして、エビの色が悪くなり、動かなくなってきました。
原因がわからず、すぐ水交換したり、エサを追加で入れたりしたところ何とか元気になりました。

そんなことを嫁に話したところ
「もしかして、私が蚊取りのワンプッシュ撒いたからエビ弱ったんじゃ……」

これが原因だったかと。
蚊取りや殺虫剤が水槽に入ると、中の生き物は死んでしまうことがあるようですのでみなさんもご注意を。嫁には今後、薬を撒く際は蓋をするようお願いしました。

最後に

私は家からリモートワークしているのですが、日々エビたちに癒やされながら仕事ができています。この後、メダカを譲って貰う予定なのですが今から入れるのが楽しみです。

ただ、この方法だと手軽に始められる利点が大きいと思いますが、やっぱりあれも飼いたい、水草も増やしたいとなった時にこの水槽だと拡張できないのが難点。
その時は投資額も少ないので、拡張したくなったら思い切って全部作り直してしまうのがよいかと思います。

リモートワークで卓上に癒やしが欲しい方などは是非試してみて下さい。



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