MBTIは優しい
私がMBTIをなぜそこまで好きになれたのか考えてみた。
正直に言うと、私はビッグファイブやストレングスファインダーやエゴグラムなど職業適正を前提とした性格診断は好きではない。
診断した時に「こういう人の採用は考え直した方が良い」など散々言われてひどくショックを受けた。
職業適正診断は性格というより、能力の有無を言ってくる。だから私はそれらが気に入らない。
人に甲乙つけるべきでないと思う。
社会に適合しやすい人もしにくい人もその人なりに幸せな生き方をするために、平等にその人らしさは尊重されるべきだと思う。
良くない性格なので直しましょうなんてことを言うべきでない。
性格の合う合わないはあって当たり前だから、合わない人は距離を置けば良いだけ。
性格は矯正すべきでない。
MBTIは職業適正診断とは違い、どんな性格でも「勝っている」「劣っている」「性格が良い」「性格が悪い」とは言わない。
すべてを平等に扱っている。
すべての性格を個性として受け入れている。
とても優しい。
日本の企業ではMBTIより適正診断を取り入れているみたいだけど、私はMBTIを取り入れるべきだと思う。
重視すべきは「その仕事に向いているか」ではなく「社員としてどのような関わり方が適しているか」だと思う。
全ての性格がありのまま受け入れられるべきだ。
MBTIを免罪符にするな!と言われている人達へ。
MBTIを免罪符にしてもいいんだよ。
MBTIを通して分かった自身の苦手なことを正直に伝えることは何も悪くない。
悪いのは免罪符にするなと言う人達。各性格について勉強不足で理解していなくて、正しい関わり方を知らないから腹いせに言っている。
そんな人達の言うことは聞かなくて良い。
もっと自分に自信を持って。
私は今まで大人達に「その悪い性格を直しなさい」と何度言われたことか…何度自分を正当化させようと試みては悩んだり泣いたりしてうまくいかなかったことか……
私は性格を変える気は全く無い。
だって、私と同じ性格タイプの人達は良い人ばかりだから。
自分の持つ特性を生かさずに周りに合わせてしまうのはとてももったいないと思う。
ありのままの自分で生きたい。
いつか、全ての人が個性を尊重し、尊重される世界が来ますように。
優しい性格診断は私を救ってくれた。ありがとう。
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