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Office+クラウドで作成する業務システム開発

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Officeの代表的なソフト「MS-Access」とクラウドサービスである「AzureSQLDatabase」を用いて、販売管理システムを構築する手法を講義しています
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#データ型

テーブルを作成しよう(見積/見積サブ)

テーブルを作成しよう(見積/見積サブ)

マスタ系のテーブルが作成されたら、実際に見積情報を登録するテーブルを作成してみましょう。見積入力画面をイメージしてみてください。大きく、見積ヘッダエリア(得意先、見積日等)と、商品が入力される見積明細エリアがイメージされるかと思います。(承認情報エリアは次章で説明します)

大体の画面イメージを手書きで構いませんので書いてみることも必要です。もちろん管理内容はさまざまです。ここではシンプルな項目の

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テーブルを作成してみよう(マスタ系)

テーブルを作成してみよう(マスタ系)

▼得意先マスタまずは、お客様の情報(得意先)を格納するテーブルを作成していきたいと思います。最初に、主キー「重複しないキー」を設定します。得意先CD/得意先コード/得意先NO/得意先ナンバー等、任意の名前を決定します。ここでは「得意先コード」を選択します。決定後は、テーブル間での命名規則は統一したほうがよいかと思います。

得意先マスタの主キーは「得意先コード」、商品マスタの主キーは「商品CD」、

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テーブルを作成してみよう

テーブルを作成してみよう

データベースが正常に生成されたら、早速テーブルを作成してみましょう。テーブルとは、システムで入力する項目を格納する大事な入れ物となります。今回は、見積情報を入力するという例で進めていきたいと思います。

「見積」というと、見積書(↑画像)を想像するかと思います。

見積情報に限らず、「どの項目をテーブルに格納しておくのか」ということを先に決めておくことが一番重要です。このテーブル設計段階でしっかり

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