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ARマーカーを使って撮影した画像を正面画像にする
ARマーカーはいろいろな使い方がありますが、ARマーカーを使って画像を正面画像にする仕組みを作ってみました。
絵画や書道の作品を壁に貼ったものを撮影すると、高いところにある作品は斜めに撮影されてしまいます。今回作った仕組みを使って、展示した作品の映像を正面画像に変換して、ホームページや印刷物に集めて作品集を作成します。手作業で画像を補正するのは大変な労力が必要ですが、額や裏打ち紙に予めARマーカーを貼り付けて置くことで、正面画像を作成するのが劇的に楽になります。
サンプルでは、画像は本の表紙を使いました。北斎漫画第三巻「奇想天外」の表紙です。表紙の四隅にARマーカーを付けた画像作って紙に印刷し、これを正面画像に変換しました。
四隅にARマーカーを付けた画像を印刷したものを用意します。
![](https://assets.st-note.com/img/1717913727977-ANjDCkLMuK.jpg?width=1200)
ARマーカーを認識させます。
![](https://assets.st-note.com/img/1717913772006-F4lLrdWKNb.png?width=1200)
正面画像に変換。ARマーカーの角の座標を使って画像を切り抜き、正面画像に変換した。画像の上の方が画質が粗くなってしまっている。
![](https://assets.st-note.com/img/1717913813520-C5VR2mSapG.jpg)
技術情報
プログラム言語:python
利用ライブラリ:OpenCV
手に触れることができるものを対象にして、デジタル処理ができるのは、素晴らしいですね。
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