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健康

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1年間、正式な業務としてアサインされているのかもわからず、それでも主担当だと思って、身を粉にして頑張ってきた社内標準化のプロジェクトがあった。

散々、人の増員や、成功するための提案をしてきたが無碍にされ、半年で完了(と言われたらのは、その半年目の月初)の成果は、結果的に成功とは程遠い結果だった。

各四半期の締めには、とりあえずのゴールを達成するために、1日や2日納期という地獄の状態でプロジェクト延期の線を引き、それを自分の宣言とされ、毎月45時間スレスレの残業をチクチク言われながら、まるで実験用のマウスのように働いた。

半年を過ぎてからは、ようやく他目線での人が必要、と3名の追加メンバーが入ることになった。
彼らは、結果的には凄い勢いで、チームのプレイヤーとしての成果、行動力を買われ、リーダーの信頼を得ていった。
その一方で、半年間で疲弊し切っていた自分は、どんどん雪だるま式に増えるタスクをこなすだけで一杯となり、その中でどんどん関係者から追加される課題を整理しきれず、1人孤独に戦っていた。

が、昨日限界を迎えてしまった。

明らかに増える、自分個人へのダメ出し、否定に耐えきれず、リーダーにキレてしまい、感情的に、こんな状況なら自分はゴミクズなのでプロジェクトから外して欲しい、と投げ捨ててしまった。

精神的な未熟さ。
周りと比べてしまう精神年齢の低さ。
そして、せっかく一年頑張ってきた自分の成果や評価を不意にしてしまう情けなさ。

色々な感情に押しつぶされて、心は壊れ、身体が動かなくなった。

同年代や同期が管理職に昇進する一方で、自分は何も評価されていない、という焦りも強かったのだろうと思う。

まだベッドの上で、色々な感情がぐるぐる周り、不意に泣きたくなったり、死にたくなったり、もう会社に居場所はない、という自暴自棄な気持ちに振り回されて辛い。
世界でこんなに自分が惨めだと思うことはないだろう、と思うくらいに落ち込んでいる。

妻や子供達にも迷惑をかけてしまった。
何より、後でこの文章を見る自分が、何より関係のない発信をしていることに自己嫌悪することは間違いない。

それでも吐き出さずにはいられないくらい、人は追い込まれることがあるのだと知った。
心身の健康は、何にも増して大事だと感じた。

これからのことはどうなるかわからない。
が、もう大人である以上、その状況を受け入れ、少しずつ前に進むしかあるまい。

改めて、情けないよ。
悲しい。悔しい。
結局は、自分は、10代から何も成長していないようだ。

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