大切な人と良い関係を維持する

友達も恋人も夫婦も良い関係を過ごすには、第三の何かが必要だ。2人にとって共通の大切な第三の何かだ。

2人で過ごす幸せな時間、共通の趣味、子供など、何であるかはなんでも良くて、2人が同じサイドに立って一緒に作り上げる対象のことである。

それがないと良い関係は構築できないと思う。

お互いを思いやってもこの第三の存在がなければ、いずれ疎遠になると思っている。

友達と大人になって疎遠になるのは、昔は学校のような共通の立ち向かう何かがあったが、それがなくなりお互い新たな第三の存在を作れなかったケースだろう。

大人には用意された第三の存在はなく、お互いに自力で作らなければ同じサイドに立って時間を過ごすことができず、なんだかバランスが崩れた感覚になる。

もし、第三の存在を共通で持てたなら、お互いにどれだけ環境が変わっても良い関係を過ごせるだろうし、なければきっと自然と疎遠になる。

どうしても大事な存在を離したくなければ、その人自体を大切にするというより、その人との共通で大切な何かを大事にした方が良い。

友達に寄り添いすぎて、友達にあれこれアドバイスするより、友達は自立しているのだから判断はある程度尊重し、2人で過ごす時間を良いものにするために提案すればいいんじゃなかろうか。

どんな人生を歩んでくれてもいい。ただおばあちゃんになった時、杖をついてお茶できるようにコンディションは整えててくれよという接し方が良いんじゃないかなと思う。


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