英語に倒置法があったことに歓喜

英語にも倒置法があることにびっくりした。
と同時に当たり前か、人間だものと思った。

私は人生で英語を死ぬ気でマスターするという経験がない。そんな私は英語に倒置法があることを知らなかった。

私もよく使っていたものとして、There is a box.は倒置らしい。本来はA box is there.なのだそう。

へえ、と思ったと同時に英語に親近感が湧いた。

友達と会話をする中で、私はよく以下のような具合で感情先行型で物事を話す。
「いやまじで暑かったわ、今日」
「ほんまに美味しい、このケーキ」

そんな私にとって、主語が必ず先行しないといけない英語という言語は日本語と同じテンションで話せないのだ。

このケーキが美味しいではなく、何だ美味しいぞ!あ、正体はこのケーキか!という具合に感情→我に返り主語を認識するプロセスが頭に走るため、倒置がなければ自分のリアクションを最後まで黙って消化しないと話せない。なので統治がないと思っていた頃は英語を話す自分が一段とクールだった。

そういうもんかと思いつつ、私のような感情先行型人間は万国共通じゃないのかしらという疑問があった。

そしてやっぱり私のような人間はいたのだ。
ちょっと嬉しかった。

そうだよね、みんな美味しいものを食べたらまず美味しいって叫びたくなるよね、うんうん。

英書を読んでいる中での気づきがなかなか嬉しいものだった。
仕事で英語力を上げないといけないと思うとやる気が湧かないけれど、このように目的を明確にせず物事を探究するのは楽しい。学生時代に戻ったようだ。

目的なんて明確にせず、ただ面白いから学ぶというシンプルさをこれからも大事にしたいものだ。

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