人生最大の味方は「思い出」である

これまで沢山素敵な思い出を作ってくれてありがとう。
先日結婚した親友にもらった言葉が私は嬉しかった。そんな自分が意外だった。

思い出は過去の出来事であり、私は過去より未来に重きを置く人生であるべきと考えているため思い出に囚われるべきではないと考えていた。それなのに嬉しかった。

思い出ってなんなんだろうか。

少し考えてみた結果、思い出は自分の人生をいつ何時も肯定してくれる最強の味方なんじゃなかろうかと思うようになった。

自分の死ぬ時を想像してみた。死を待つためだけに病室で1人の時間を過ごす。愛する人には先に旅立たれた、もしくはもう話すことも聞くこともできずただ暗闇を彷徨う終末期を送っていたとする。

そんな客観的には孤独な最期を迎える時の私の頭の中にはきっと、思い出が巡っているんじゃないかと思う。

あの人が大好きだった、仲間と過ごす時間は楽しかった、私にはたくさんの大切な人がいた

そんなことを思って死ねたら自分の人生最高ではないだろうか。

苦痛で死んでいく人や思い出を巡る間もなく亡くなる人もいるけれど、物理的な死に限らず心が死んでしまいそうな時に、自分が満たされていた時の思い出が自分の人生が素敵であることを思い出させてくれる。また頑張ろうと前を向かせてくれたりもする。

私はそんな人生最大の味方を大切な人に作ってあげることができたのだと思うと、嬉しくてたまらない。

またこれからも大切な人に、生まれてきて良かった、自分の人生は面白かったと思える思い出を提供したいと思った。

何度疲れても、もうやめてやる!と思っても企画運営(思い出を作る活動)をやめなかったのにはこの想いがあったんだろうなとも思う。

これからも大切な人と思い出を作っていきたいと改めて思った。


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