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ストリップ劇場

あわら温泉界隈で通りすがってしまったストリップ劇場。

異世界で昭和な空間で、また一つ学びを得た夜でした。

支配人によると最近は女性客が増えているとのこと。


踊り子の一人はここのお客さんだったんだよ


【踊り子】さんに触れることも写真撮影も厳禁。

モラルはあるのです。
 
酔っ払った温泉客はルールを破ってしまうこともある。
 
踊り子に蹴られるそうだ。

舞台で踊る彼女たちは、性接待をしているのではない。
 
異空間へいざなってくれているのだ。
 
男性にはないもの。

命が生まれ出てきた入口。
 
神秘に包まれているその場所に、私の目も釘付けになりながら思うのです。

自分にもあるそれは、こんなにも人が食いつくものなのか、と。
 
踊り子の熱が纏った香水を蒸発させて私は強く妖艶な匂いに包まれる。
 

 

 

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