少し恥ずかしい話だけど


私は、自分が変わり者であると自覚しています。

それは考え方であったり、価値観や優先順位であったり、目に見えないものばかりで、小中高の学生時代は、あまり周りに受け入れてもらえず、少し苦しい時がありました。
もちろん理解を示してくれる人もいて、そういった人とは今も友人として関係が続いています。

高校1年生の夏に、今すぐにでも高校を辞めたいと思って、卒業式当日は、ようやく解放されたんだと嬉しく思いました。
別に酷くいじめられていた訳では無いし、3年間ちゃんと普通に友達が居たけれど、小さな嫌がらせはあって、あぁ私と関わりたくないんだろうなって、分かっちゃうの。
分からないようにしてくれればいいのにね。

私は人のことが好きだけど、他人のことが嫌い。

他人を信じることって、難しい。
他人に何かを任せるって、難しい。

だから、全部一人でやろうと思ってたの。
私がこの一度きりの人生で叶えたいこと、全部一人でやろうって思ってた。
他人の力を信じて、期待をして、それでもし失敗でもしたら、私はその人のことをきっと許せないから、大切なことを任せることができない。

Luciaというアーティストは、きっと一匹狼で生きていくんだろうなと思っていたし、私自身そうしようと思ってた。

だけど、この2年間でね、もうすごいんだよ。
「私、この人に出会うためにLuciaになったのかなぁ」と思ってしまうような、嬉しい素敵な出会いが沢山あった。
信じられないくらい、一気に、ずっと大切に愛していたいと思う存在が沢山できたの。

色んな偶然と運が重なって、紡がれたご縁。

一人で気の向くままに歩いていて、途中で好きな形の石ころを見つけたり、草原に寝っ転がったりしてみて、そうしてゆっくりゆっくり歩いて、辿り着いた先に、綺麗な綺麗な、見たことのない花が咲いていたの。
そっと息を吹きかけてみたら、それらは歌い出したり、踊り出したり、色や形を変えたりして、私をその輪っかに誘い入れてくれた。
それが嬉しくて、愛おしくて、心地よくて堪らないの。

少しだけ幻想的に言ってみました。

つまり何を思ってこの文章を書いているのかと言うと、
いつも沢山のキラキラをくれるお友達の皆様、
貴重な経験や体験を下さるお仕事仲間の皆様、
そして偶然見つけてくれて、今こうして1人の人生を覗いてくれているルシナーの皆様、
いつも本当にありがとうございます。
私の自由を、私の思想を否定しないでいてくれてありがとうございます。

別に何かがあった訳ではなく、本当にただ突然ふと思っただけですが、多分今すごく幸せなんだと思います。
人生、まだまだ長いのに。


ただ自由に、思うままに考えて、そのまま行動をして、それを受け入れてくれる人がいることは、こんなに暖かくて幸せなんだ。
考えると涙が出てくるの。

私は、まだまだ生きていたい。
私の大好きな人達に、沢山恩返しがしたいです。
だからこれから、頑張ってみるね。

あわよくば、私の声や言葉によって、顔も知らないどこかの誰かが、少しだけでも柔らかい気持ちになってくれたなら良いなって、思っています。



おわり

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