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『Libera』episode2

今回のnoteは、Lucia 1st one man live『Libera』について、二つ目の記事です。

めちゃくちゃ長いです!!やばいです!!
長すぎてnote2つに分けました!!

あと格好よく書けなかったので、ライブMCと同じくらいのゆるさです!
でもとても素敵なお話ばかりなので、ご来場いただいた方にはぜひ読んでもらえたら嬉しいです✨

今回は、衣装・演出・受付や物販スタッフ・家族と親戚についてのお話です。

1つ目の記事:

衣装

今回、ライブ衣装は3パターンありました。
MCで話した通り、全て身近な人による手作りです。
どうかこの愛を語らせてください。

衣装A - 女神

Luciaのキャラクタービジュアルに限りなく近づけるため、母が試行錯誤して作ってくれました。
何度も詰め直して、徹夜して作業してくれていた日もあります。
母は服飾系の学校に通っていたことがあり、今でもものづくりが好きで、楽しみながら制作してくれていました。
アクセサリーは私が探して購入して、全てが同じとはいかないけれど、雰囲気はぴったり一致させられたかなと思っています。

ちなみに胸元のシンボルアクセサリーも手作りです。
こちらは母のパートナーの方が、専門技術を持っている方で、手伝ってくださいました。
中央の石は、本物の天然石です。

届いたのは31日の夜で、私は近くのホテルに泊まっていたため、当日のファンミーティング前に受け取りました。

これから、永く愛用していきたいと思っています。

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光の形
シンボルアクセサリー with母の手

衣装B - 月

こちらも母によるアレンジです。
衣装A,Bどちらも、土台のワンピースのみ市販のものを見つけて購入し、その上に布を当てるような方式で制作しました。

本番中取れてしまい、ずっとは付けられなかったのですが、お手製の髪飾りもありました。
三日月・けもの・羽根など、後半で歌う楽曲に合わせた意味を持たせてくれています。

なんだか韓国アイドルのような可愛らしさで、途中でダンスがあったこともあり、本当にLuciaなのか自分で疑ってしまったくらい、いつもと違った感覚でした。でもとってもお気に入りです。

名前のない怪物
月の夜のけものたち

衣装C - 女王

幼馴染が、アンコール1曲目「こちら、幸福安心委員会です。」のMVイラストで着ているドレスをそのまま再現してくれました。

この幼馴染というのは、小・中・高校全て同じで、中高は部活動も同じで、5年前にLuciaとして立った初めてのライブからほぼ全てのライブに足を運んでくれている親友です。

彼女から「ワンマンライブで何か手伝わせて欲しい」と言ってくれて、前々から服を作りたいと言っていたので、今回お願いしました。
彼女のお祖母様が、お洋服のお仕立てをする仕事をされていたらしく、家にマネキンがあったり、専門用語が出てきたり…驚きでいっぱいでした。

そしてもう1人、高校時代の部活仲間で、今話した幼馴染を含めた4人のグループがあり、そのうちの1人も手伝ってくれています。
MVイラストとほとんど同じになるように、イヤリングや手ぶくろを探してくれて、帽子など装飾を作ってくれて、愛が沢山詰まっていました。

アンコール中、動き回ったせいか、ウエスト部分に付けていた装飾が下にズレてしまって二段腹みたいになっちゃったのは内緒です…

22歳の反抗
イラスト再現度100%の刺繍

衣装 - 靴

タグツイートで複数見かけたので触れますが、3衣装全て、靴は同じピンヒールでした。
「あんな高いヒールで踊れるって何!?」と驚いている声を見て、もしかして私ってやっぱり何か変なのかな…と思いました。
本番は失敗したけど、練習中に靴が脱げたりコケたりしたことが無かったので、そこまで難易度が高いものだとは思っていませんでした。
普段から、ブーツやヒールで全力疾走してるからかな…?

そんなわけで、全衣装オーダーメイドですが、全て私の身近な人の手によるもの。
大切な宝物が増えました。
皆さんにお見せできて、そして好評でとても嬉しいです✨


演出

全体を通して、私から指示したことは実はかなり少なくて、舞台監督の須田さんや、照明の中路さんなどが率先して考えてくださいました。

オープニング映像が流れて、私が登場する時、須田さんが「お立ち台に上がってもらって、女神を降臨させたい」と提案してくれました。
これ、私から言ってないんですよ。
信じられますか?女神降臨だって。
私の配信タグ、ルシア光臨なんです。
配信のタグを調べてくれたのか、それとも偶然なのか、私には分からないけれど、ここまでLuciaというアーティスト・キャラクターに対する解像度を上げてくれて、寄り添って考えてくれて、本当に嬉しかったです。

照明もすごく頑張ってくれていました。
なるべく逆光で、暗いけれど華やかになるように、沢山考えてくださいました。
ここは譲れない!という意志を見せてくれた時もあって、本気で向き合ってくれているのが伝わって幸せな気持ちになりました。

ゲストコーナーでは、全員顔出しNGということもありかなり大変だったと思います。
それでも、本当に演者に寄り添ってくれて、丁寧で、格好良くて、プロとしての威厳を感じました。


後半で披露した「月の夜のけものたち」の振り付けについて少しお話させてください。

ダンス振り付けを考えてくれたのは、話した通り私の幼馴染の女の子です。
元々ダンスが好きで、ダンサーを夢見ていた人でした。
今は仕事をしながら、趣味として好きなダンサーさんから習っているそうです。

振り付けをお願いした理由は、この曲のMVを「アニメーションMV」にしたかったから。
歌詞に『踊れけもの』とあるのだから、踊らなくちゃ!と思い、絶対にダンスアニメーションを入れたいと思っていました。

そこで、彼女に声をかけました。
回答は二つ返事で、すごく喜んでくれて、一生懸命考えてくれて、向き合って制作してくれました。
バトンを習っていたこともあって、優雅で綺麗な振り付けが多かった印象があります。
表情も動きもすごく美しくて格好良いので、皆にも見てほしい……!
許可をいただいたら公開します✨

彼女から「自分がどうしてダンスが好きなのか、ダンスを通して何がしたいのかを知ることができた」と、感謝の言葉をいただきました。

とても嬉しい言葉でした。
誰かの何かのきっかけになれるって、光栄なことです。


物販・受付スタッフ

私が自分で確認できたわけでは無かったのですが、物販列がかなり長蛇の列になっていたようですね。
受付も、クラファン支援者と一般で方法が異なったため大変だったと思います。
それでも大きなトラブルの報告は受けていないので、きっと皆さんスタッフの指示に従って動いてくれたのだと思います。ご協力ありがとう。

そんな物販・チケット受付スタッフですが、あそこにいた人達は全員私のリア友と先輩です。
中には、ライブ衣装を作ってくれた2人、ダンスの振り付けを考えてくれた友達もいます。

もちろんイベントスタッフの経験は無し、今回が初めてのことでした。
あの人たちなら大丈夫だという信頼感がありました。母から、言葉遣いが丁寧で柔らかく、柔軟に対応してくれていたと話を聞きました。

私が表に出れないため、皆に任せ切りの形になってしまい申し訳ない気持ちはありますが、終演後に「関われてよかった」「楽しかった」と言ってもらえてとても幸せでした。
今度、スタッフチームだけで打ち上げしてきます✨

もし物販・受付スタッフについて、素敵なお話や伝えたいことがある方はぜひ教えてください…!

終演後の集合写真


そしてもうひとつ。
実は今回、関係者席受付のスタッフとしてLyoliteの2人にお手伝いいただいていました。
2人とも普段は着ない明るい色の洋服で来てくれて、それだけでも眼福…幸せ……

Lyoliteの2人には、初めて飛行船シアターへ内見に向かった時にも同行してもらっていて、意見やアドバイスをくれたり、「何かあれば手伝うよ」と言ってくれたり、その存在に、本当に支えてもらっていました。

私の周りにいる人は、素敵という一言では表せないくらいの、良い人ばかりです。

(2人と写真撮るの忘れた……)


家族・親戚の話

今回、母と兄と、福島に住む親戚が勢揃いで応援に来てくれていました。

母は、初期からほぼ全てのライブに来てくれていて、兄も初めてのライブの時と、吟遊詩人シリーズは前・後編どちらも観に来てくれていました。

今回、兄からお花を貰いました。
母はお祝い事の時によく贈ってくれるのですが、兄から貰ったのは初めてで、嬉しかった。
字がとてつもなく苦手な兄ですが、彼女さんと協力して書いてくれたそうです。

ハートかわいい



親戚にLuciaとしての姿を見せたのは初めてで不思議な感覚だったけれど、私の好きな世界を受け入れてくれて、格好良かったと言ってくれて、最高の笑顔を見せてくれて。
会うのが久々だったこともあり、温かい時間でした。

写真1番右の背が高い彼は同い歳の従兄弟で、本当に本当に、びっくりするくらい心が綺麗な青年です。
今回、高速道路で車を走らせて来てくれたので、母がお礼を伝えたら、その返答が「俺も、おばあちゃんとプチ旅行できて楽しかったから、呼んでくれてありがとう」と言ったそうです。
世界中の男が皆、彼のような心を持っていたらいいのにと思いました。
私にも直接感想を伝えてくれて、想像していたものの100倍格好良かったんだとか。やったね✨

フラスタの前での集合写真


かなり大所帯なのが分かるかと思いますが、実はこれで全員ではなく、4人ほど来られなかった人がいます。
母が三兄妹の真ん中で、従兄弟の家族全員合わせたら15人になるかな…?(合ってるはず)
次は全員集合させたいです。


祖母について、少しお話をします。

祖母はずっと、私の音楽活動を遊びだと思って否定していました。
「ちゃんと家庭を持ちなさい」「お母さん(私の母)に孫の顔を見せなさい」と、会う度言われていました。
親戚の中で唯一反対していたのが祖母で、そこに悪意が無いのは分かっていたけれど、やっぱり少しキツくて。

だから、今回どうしても私のステージを見て欲しいと思って招待しました。

祖母は、終演後すぐ母に「感動しちゃった」と話したそうです。
涙を流してくれていたそうです。
6月1日の夜は、祖母のみ私の家に泊まって、翌日他の従兄弟たちと帰ったのですが、本当にすごかったと私に言ってくれました。
遊んでるわけじゃないんだよってことを、その目で見て分かってもらうことができました。

帰り際に「また楽しいことを企画して皆を集めてね」と言われたので、そろそろ2ndワンマンに向けて、動きます。

最後に

うちは母子家庭です。
過去に一度だけ、20歳になる誕生日前日の、10代最後の日の配信で話したことがあります。

私が小学生の頃に離婚して、父が居なくなりました。

私の小学生時代は色々と大変なことが多くて、私も、兄も、母も、父も、それぞれが疲弊していて、家庭崩壊してもおかしくないくらいだったと思います。

そんな時、家族を繋ぎ止めてくれたのが、数年前空に昇った愛猫ちぃちゃんの存在でした。

あの子が居たから、私と母と兄、3人でいる時間がありました。
あの子が居なければ、きっとバラバラになっていました。
そのおかげで、母も落ち着きを取り戻し、私の夢を応援してくれるようになりました。

貰い猫のおばあちゃんだったけれど、本当に美人で、自分が可愛いことをよく分かっていて、とても賢い子でした。
そんなちぃちゃんのことを、私はよく配信で話したり、SNSに写真を上げたりしていたので、ルシナーさんは覚えていてくれました。

ちぃちゃんが飛行船シアターに来てくれました。
鼻横の模様も、鍵しっぽもそのまんま。

事前に「フラスタのパネルを制作する上で、ちぃちゃんも一緒にしても良いか」と連絡をいただいて、沢山涙が溢れました。
夜中の3時頃だったので、静かに、多分30分以上は泣いていました。
この記事を書いている今でも泣きそうなくらい、本当に本当に嬉しいんです。

改めて、素敵なサプライズをありがとう。

Luciaの等身大パネルも白いお花も、海外お2人からの綺麗なグラデーションのお花も、本当に素敵でした。
なんだか、幸せを貰いすぎでは…?

会場がガラス張りでなかなか表に出られず、私自身と一緒に写真を撮れなかったのが最大の心残りです…。




そんなわけで、長くなりましたが、今回のライブを通しての、とっても嬉しかったエピソードをお話しました。
私のソロ曲に対するお話や、ワンマンライブに込めた気持ちなどを全然書けなかったので、それはどこかの配信で…!

私は本当に、周りの人に、私を取り巻く環境に、恵まれています。
今、とても幸せです。

私のワンマンライブに来てくださった皆様が、私と同じくらいかそれ以上に、幸せな日々を過ごせますように。

それでは、また。


Lucia

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