見出し画像

『新薬という奇跡』感想

コロナワクチンが出来た時、「やっと出来たのか~」と思われた方もいらっしゃると思います。でもこの本を読むと『やっと出来た』が『もう出来た』に代わると思います!新薬を作るということは様々な犠牲を払い多大な努力と挫折を超えることでやっと達成できるというとんでもなく大変な作業なのです。

画像1

薬に関する研究分野はもともと植物学から始まっているらしいです。化学が発展した現代では様々な化学物質を調合したりすることで新たな新薬を作り出すことが出来ますが、化学が発展する前は自生する植物などを摂取することによって薬の効果を享受していたようです。だから本当に新薬という形で我々の手に薬が渡るようになったのはここ数世紀の話なんですね。人類の歴史で考えたら本当に最近の出来事だと考えることが出来ます。

しかし人間は強欲なもの。新薬の権利や製造方法を巡って企業間での争いも起こります。人間は病気になるのが当たり前ですし、新薬を作る権利を独占してしまえば永続的な金銭的利益を得ることが出来ますからね。どこの国が、どこの会社が、どんなふうに新薬を巡って争ってきたがこの本には詳らかに書かれています。ルネサンス含めヨーロッパの強さも思い知ることが出来ます。

『新薬という奇跡』中身は少し難しいかもしれませんが、新薬に関する様々な出来事や知識を知ることが出来ます。是非読んでみてください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?