『孫文の義士団』感想

ドニー・イェン氏が主演ということでアマプラで観てみました『孫文の義士団』!実際にはドニー・イェン氏の出演部分そんなに多くなかったけど映画自体はとても面白かったです!話の中身はかなり辛いものではあるんですけどね…



舞台は辛亥革命が起こる時代の少し前の香港。革命派のリーダーである孫文が香港に入ることを知った清朝が彼を暗殺するための暗殺団を送るというのが大まかな導入ですね。

ちなみに辛亥革命は1911年の出来事であり、清が滅びて中華民国が生まれたきっかけとなった歴史的にもとても重要な出来事ですね。


それにしても歴史映画、特に史実を基にしたものは見てて辛いものがありますね。特に戦時中の話になると物語の登場人物は次々と命を落としていくし……。でもこれが戦争なんですよね。日本の歴史の授業では基本的に用語を覚え出来事の流れを覚え、というような形で映像を見るというのは中々無いように思うのですが(学校によって違うかも?)、やはりこのような戦争映画を見ることは過去にあった惨禍を深く理解し再び起こらないようにするという決意を生むために必要な経験だと思うのです。


と、重い話になってしまいましたが、エンタメとしても面で面白い部分もたくさんありましたのでそちらも紹介させていただきたいと思います!

まず圧倒的強さ(物理)のWang-Fu-Ming!観ているときは知らなかったのですが、演じている巴特爾氏はバスケットボール選手なんですね。なるほどそれならあの屈強で巨大な体にも納得がいきます。Wangはとにかく攻撃と防御が強すぎるんですよね。家をなぎ倒すほどの剛腕にどれだけ刀で傷を負わされても倒れない耐久力……。いや強すぎでしょ(笑)ドサイドンとかハガネールとかそこらに対抗できるレベルの強さでしょ(笑)とにかくものすごくパワー系の活躍をしているので是非観てください。

あととてもよかったのがAh Si!演じているのはNicholas Tse氏。最初はすでに力を失った屍のような姿で登場するのですが、終盤に……!!ここは初見で観たほうがインパクトがあるので伏せておきますが、とにかく戦い方がかっこいい!ギャップ萌えという言葉もありますが、力が無いように見えてた人物が実は最強レベルの力を持っていたというような展開におけるギャップはとても衝撃的な印象を残すものであります。いやああの長髪を靡かせながらの戦いかっこよかったな……。


『孫文の義士団』はアマゾンプライムでプライム会員なら無料で見ることができます!音声は中国語ですが日本語字幕もあるので楽しめると思います!春休みにでも是非ご覧くださいませ!!

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