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生命のアセスメントについて

 呼吸器系、循環器系、栄養消化器系などの働きから人体の維持は成されていると考えると、アセスメントのコアになる、所謂バイタルサインにも、それらの各々について意識・判断力、血圧、脈拍数、呼吸数、体温などの要素がある。血圧や脈拍数、呼吸数は循環器・呼吸器系の把握になり、特にどちらも身体と酸素の評価に関わる。その重視は酸素の不足は緊急度:優先度プライオリティが高いからである:トリアージの考え方。肺や心音の評価のための聴診では、楽器名を知らないとどんな音が鳴っているかわからない様に、予めどんな音がするだろうか狙いを定めておく。腹部の聴診では、ルールを決めておいて経験で判断する。トリアージの際、アウト(生命の危機や喪失)以外はセーフであり、ヒューリスティックに仮説演繹的に臨床推論は進められ、客観的O情報と主観的S情報を総合し、その判断に正解はない。答えはモニターにない、現場の患者さんにある。まず自身の眼と手、耳で確かめて時間を稼げるか、離れず誰かを呼ぶべきか1つ1つの情報を確実に収集し、相補的な関係を多角的に捉え判断する。生命を支える臓器の個々と、臓器と臓器がどの様に掛け合わせられどうなったかを知り判断する。

※1:本科目映像授業教材参考

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