#100万円消滅クイズ 振り返り

こんにちは。るかと申します。
「100万円消滅クイズ」という企画に携わらせていただいたので、熱があるうちに色々書きたい事を書きなぐっておこうと思い筆をとった次第です。
ただ本当に文章がまとまっていないのでどの方向から振り返りをするかも決まっていないのですが……とりあえず思いついたことを書きまくろうと思います。よろしくお願いします。

自己紹介

その前に私についてですが、るかと申します。予想クイズによく参加しています。今回ご縁があって100万円消滅クイズ運営の協力をさせて頂くことになりました。
100万円消滅クイズって何?という方はこちらから是非。

ちなみに私は主に結果発表記事の編集を担当しています。さもゲームマスターかのように振舞っていますが全然そんなことはないです。

ゲーム振り返り

ゲーム結果(本編・予想クイズ両方)のネタバレにもなるのでボカしていますが一応ネタバレ注意です。
また、思いつくがままに文章を書きなぐっているので読みづらい箇所等あるかと思いますがご了承ください。

予選STAGE Period1・2

今回から導入された新形式、解答する側としてもかなり頭を悩ませました。近似値で下位を取ってしまうと生き残りが絶望的になる……近似値問題が苦手な私としてはかなり苦しみました。
運営的には解答のバラつきがとても興味深く、Period1の順位決めクイズでは本当にきれいに分かれた印象で精度勝負になった一方、Period2は解答のボリュームゾーンと正解が肉薄しており、この誤差でこの順位……?という驚きも多く見かけました。
100万円消滅クイズ全体に言える要素ではありますが「他人の動向を読む」事が大切な要素の1つになっており、そういう意味では本編の予想と共に他人の動向も予想する必要がある――予想する変数が1つ増えているクイズ、という点で類を見ないものかなと感じています。

予選STAGE Period3

決勝への扉を開けるか否かの最終関門。
ゲームの根幹ともいえる"逃走成功者が出るか否か"はやはり最終関門として相応しいと感じています。が、今回は二重に予想外な結果になりました。
今回逃走成功者が出るor出ないの二択が非常に偏ったのですが、通常の回であれば恐らくここまでの偏りはないと思っています。(データ不足なので何とも言えませんが……)
恐らくここまで偏った要因は大晦日だから、というバイアスが大きいのではないかと考えています。なので次回以降同じ問題が出題されたとしても今回のようになるとは限らない……と思います。
また、多数派の選択肢を選べば必ず生き残れる訳ではないという点は重要な点であり、ただしそれぞれの選択肢を選んだ人数によってリスクが変動するのは間違いないです。
それを考慮したうえで正解を目指すのか、正解不正解を考慮せずに多数派を目指すのか。そのバランスが大切だと思います。

少々前置きが長くなりましたがPeriod3のシステムに触れないわけにはいかないですね。ここまでの賞金の多寡によって"順位"が決定される完全実力主義。
ただし問答無用で足切りという訳ではなく、「逃走成功者が現れるか否か」という問題を当てれば即決勝進出が確定するという形式でした。
余談ですが私の感覚として決勝である程度いい勝負をするためには最低40万は欲しいところであり、ほんの少しだけイレギュラーはあったもののPeriod3突入時点でほとんど全員がその権利を有していたという観点では良いバランスだったのかなと思います。
繰り返しますが私はゲームマスターではありません。ただの100万円消滅クイズガチ勢です。

決勝STAGE

およそ10年前から続く伝統の形式、TOP3クイズ。これも自分の予想の精度という絶対的な指標と他人の動向という相対的な指標が絡む形式になっており、そして奇跡的なバランスによって結果がある程度収束する私の大好きな、そして皆様が恐らく苦しむ形式です。
「上位に残りそうな人を予想する」のは当然ゲーム結果の予測の根幹であるためよく用いられる形式ではありますが、やはり相対的な部分、つまり他プレイヤーが破産すればゲームが楽になり、逆に減額停止が出ればゲーム難易度が上昇する……このシステムは中々ないのかなと思います。
そして今回は今回でイレギュラーな結果になったと感じています。勿論結果を見れば一目瞭然ではありますが……それによって本来減額停止出来るラインだった方が破産しているのは何とも言えない感情になります。(勿論誰にも罪はありません、そういう形式なので)
だからこそ"減額停止"という結果の価値、重さを感じたゲームだったかなとも感じました。
ちなみにゲームマスター曰く賞金の割合的に"本当に想定していた程度になった"とのことでした。なので難易度はいつも通り辛口です……
とんでもないことにここまで前置きだったのである程度結果に触れると、やはり前半の異常事態に目が行きがちですが、本当に面白いのはそこからだと思っており、先述したように"減額停止"というゲームクリアの称号を得られるか否か、そこに大きな隔たりがあると感じているのでそれをかけた攻防はとても面白いと思っています。少し予想が変わっていれば…… それどころか、下位予想の順位を入れ替えていれば…… そんなシーンもあり、これが100万円消滅クイズだ――ということを示せたのではないかなと思います。

繰り返しますが、意図して難易度が高く設計されているゲームなので、減額停止=ゲームクリアはとても難しいです。破産という字面の強さもありますが、あまり気を落とさずに、機会があれば次回以降も参加していただけるととても嬉しいです。

運営視点の振り返り

これまではゲーム内容について振り返りをしてきましたが、実際に運営に携わってどのように感じたか、どのような努力をしたか、あるいはどのような反省があったか……などを書いていこうかと思います。

勝手に凄いことになっている

もと(7,8年ほど前)より100万円消滅クイズをやっていた際にテロップを作成していただくようになり、本編(逃走中などの〇〇中)のファンとしては垂涎ものというか凄いクオリティのものが出来ているなあと感じていました。今回もテロップの作成を同じ方にやっていただいたのですが、それ以外にも運営陣が勝手に力を入れたところが多々あり、気づけばとんでもないことになっていて驚くことが多々ありました。
具体例を挙げるといつのまにか謎のサイトが出来ていたり、とあるゲームをオマージュしたシナリオ仕立ての告知ができていたり、結果発表でhtmlをこねくり回してみたり。各々がやりたいことを詰める"せい"でいつの間にか凄いことになっているということが多々ありました。この場で改めて感謝したいと思います。本当にありがとうございます。
一方でプレッシャーは感じていました。「あんなにすごいものがあるのに私が作るものはこんなチープなものでいいのかな……」と。ただ人それぞれ得意分野はあるのは当然ですし、私は私なりにここをこうしたいとかこうしたら面白そうという提案をしたり、或いは結果にミスがないかデバッグするなど見えないところで色々やっていました。私もこのゲームが好きな分、かなり力を入れて頑張ったので他の方の凄さに応えられていたらいいなと思います。

次回以降を意識して

まだ気が早い話といえばそうですが、ここまで色々やった以上はやはり次回以降も継続してやっていきたいよね、というのが少なくとも私の意見です。
その為に出来ることとして、わかりやすいところで言うとアワードシステムの導入だったり、今回参加した人が少しでも面白く感じて貰えるように結果発表を視覚的に凝ってみたり、(特に決勝は以前よりかなりグラフィカルになって見やすくなったかなと)発表の形式にこだわってみたり。
正直前述のくだりもそうですが一企画にかける労力ではないという自覚はあり、しかしそれをやったのは――少なくとも私が携わった部分に関しては、いつまでこの熱量が続くか分からない、様々な要因で次回以降安定して開催できるとは限らない状況ではある以上、今出来る全力をぶつけるつもりでした。(勿論現時点では次回以降も開催したいです!)
そしてそれはこのクイズが大好きであるからに他ならないです。
その上で次回もあるのであれば、そのためにやれることをやりたいな、という気持ちです。

編集としての反省

さてようやく本題というかブログ編集担当としての反省に入りますが、まずは結果発表が大変遅くなり申し訳ありませんでした。これに関しては何とも言えない(後地震の影響もありまして……)部分なので次回以降もっと早く出せるように頑張ります、としか言えないです。

記事の編集をして一番思ったのは「自分の書いた記事にミスがあるかわからない」ということでした。幸い大きなミス(ゲーム結果が変わってしまうようなミス)は今のところないですが、小さいミスはかなりあり、スケジュール調整とフィードバック体制については今後の課題だなと感じました。
定期更新が可能になってからのスケジュールに関しては意図的に隠した部分とそうでない部分があり、実際どちらがいいのかなというのは悩むところです。
あと私の編集体制にも問題があり、今回元となるフォーマットがない状態だったためかなり手探りで進行した部分があり、(それこそ結果発表の媒体をライブドアブログにするところから)それが編集の遅さやバグを生む要因の一つではあったかなと思います。これを踏まえてある程度自動化出来る部分に関しては自動化しようという結論になり、現在はその作業を進めています。
また個人的な話をするとプレイヤーとしての視点と作業する側の視点がものすごく違って見えるというか、当然結果は知っているのですがプレイヤーだとなんとなく眺めてバグを見つけたら報告するのですが、それが一切出来ないというか見えない、むしろ編集で手一杯という事実に驚きました。なのでもしバグを見つけたらそっと教えていただけるととても助かります😢

プレイヤーとしての振り返り

ここからは自分語りに過ぎないので読み飛ばしていただいても大丈夫です。本当に。

予選STAGE Period1 (プレイヤー視点)

運営というかまだ運営として介入することが決まっていない段階でこういう形式やりたいね、と聞いていた段階から思っていたのですが、まあ僕が苦手な形式だこと。というのも近似値には苦い思い出しかないので……
順位決めクイズで下位を引いた時の絶望に目が行きがちですが、裏を返せば上位を取れば負担は"ほぼ"無いということ。なので諦めて解答の精度を上げることだけに注力しました。
まずは順位決めクイズについて、精度を上げるって具体的に何やねんって話なんですけど、今回私はどれくらいの逃走率になりそうかを(この問題に限り)点ではなく範囲で考えていました。
例えばXという逃走者は50%以上80%以下くらいかな、といった具合に捉えていました。
それで言うと極端な話全く何も情報がない状態からランダムに逃走率が決定された場合、平均は0から100%で50%(※実際の平均逃走率だと考えても50%強)になるので、ある程度情報があり、逃走率の範囲がどちらかに偏る形で狭まりそう人は避ける方針にしていました。
ただ最終的には勘になったんですが。
選択肢問題に関しては濃淡を付けて、2つの選択肢に絞ってからかなり迷った、という感じでした。
ところで私は「選択肢を選んだ人数が多ければ多いほどリスクが少ない」に関しては必ずしもそうではない(※間違いではないですが、かといって人気を強く意識して予想するほどではない)と感じており、Period1に関しては特にシンプルに最下位になる選択肢を絶対に避けるようなイメージで解答をしました。
結果的には概ね予想通り(唯一Q1-3は誤算でしたが、結果的に大丈夫だったのと誰もこんな展開予想出来るわけないので……)だったので良かったです。

予選STAGE Period2 (プレイヤー視点)

順位決めクイズはピタリを狙わない予想をしました。というのも昨年の大晦日では賞金変動の幅がかなり大きかったため、かなり大きい賞金になった際にポジションを取ることができ、なおかつ想定の範疇に収まった時にもそんなに誤差が生まれない予想をしました。
具体的にはゲーム時間160分、1秒100円/残り100分から単価変動、1秒300円か400円想定でその間を取る予想をしました。
そしてその予測は完全に当たっており、リスクヘッジにも成功したと思っていたのですが……結果は青帯(下位50%)で正直想定外も想定外でした。
これに関しては全員の解答がそんなに低くなると思っていなかったのがどう考えても原因です。だって昨年理論値1秒700円だったんだもん
なのである程度の集計を聞いたときに一番怖かったのはこのPeriodでした。結果的には……結構危なかったです。少し正解者が増えていたりしたらここで破産していても全くおかしくなかったと考えるととても怖いです。
選択肢問題は正解を狙いにいったのとまあ大体こうだよねで答えた部分が半々です。いずれにしても順位が結構危ういとはいえ生き残れてはいそうだったので安心した節はあります。

予選STAGE Period3 (プレイヤー視点)

正直ここは自分の力でどうにかなるピリオドではなく、それまでの過程が大切なピリオドだったのでここで落ちるならしょうがないという気持ちでしたが、無事に通過出来たので一安心でした。何事かはありましたが……
決勝進出ボーダーというかPeriod3まで残った人がどれくらい正解してるとかどれくらいの選択肢を選んでいる的なスタッツは個人的に気になっているので後で調べてみようと思います。

決勝STAGE (プレイヤー視点)

自分の予想だけは分かっているので、手ごたえとしては「決勝に残れているなら優勝は出来ないが減額停止は出来るだろう」という具合でした。
結果間違ってはいなかったんですが……正直この結果を見せられると複雑な気持ちではあります。
最終順位もそこそこ良いんですがそれ以上に凄い人がいるのでちょっと不完全燃焼というか、まあアレもありましたし……
減額停止しておいて申し訳ないですが今回は負けだなーと思いました。
なんていうかこう、絶対的な減額停止という指標と、上位ではあるけど上がいるという相対的な指標の狭間で苦しむのは今に始まったことではないので慣れてはいます。あと理想が高すぎるのもあるし。
ただなんだかんだ言って散々過去のゲームで破産してきた私にとってやはり減額停止出来た事は嬉しく、勿論偶然の結果といえばそれまでですが――そうでないことを証明出来たらいいなと思ってひたむきに頑張っていきたいです。

最後に

改めてにはなりますが、参加してくださった方、結果発表記事を見てくださった方、ここまで長文を読んでくださった方、そして運営の皆さん、本当にありがとうございました。


また次回のゲームでお会いしましょう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?