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公私こんぽう#7公「なるべく詳細な依頼概要※#5参照」

今回の記事は本っ当に長くなってしまったので目次がつくように設定してみます。
初めての試みなので自分でも入念にチェックしますが、人のすることなので失敗していても見逃してください。

また、目次をつけるとは言え全体が繋がるように書いてはいるので、お時間がある時に通しで読んでいただけると有り難いです。


≪はじめに≫

題名 イラストのご依頼/ご依頼者様氏名

(イラストレーター)様

初めまして。
(活動場所)で(生業)をしております。
(活動名義等)((本名))と申します。
この度は、(イラストレーター)様に(端的な依頼概要)のようなイラストをご依頼したく、ご連絡いたしました。

以下、お願いしたいご依頼の詳細です。

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(なるべく詳細な依頼概要)

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以上が内容でございます。

ご検討の程よろしくお願い致します。

(活動名義等)/(本名)((ホンミョウ))
E-mail:(メールアドレス)
(その他SNS):(@SNSのID等)

#5から引用

いきなりメール文のようなものを貼り付けましたが、今回はこの文章の

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(なるべく詳細な依頼概要)

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この部分の説明をします。
これだけだと意味が分からなすぎるのでね。
依頼するときに一番気にする部分でもあると思いますし。

なんのこっちゃわからない方は#5を読んでくださいね↓


≪説明≫

さて、この手の説明の時によく貼る画像があります。
以前にも記事で貼ったことがあるのですが、こちら

※他所への持ち出しは厳禁

今回話すのは概ねここにある内容です。
この画像を貼るたびに「私以外の誰かにこの画像や、この画像に記入した画像を送るのは失礼過ぎるのでNG」と記載しています。

そうなると「じゃあこれをどう文章にすればいいんだい」となるので、これを説明します。

≪本題≫

まず、ご依頼される際に必ず記してほしい項目がこちら

  1. 希望納期

  2. 予算

  3. 使用用途と公開媒体

  4. 製作形態(一枚絵/動画 等)

  5. 希望納品サイズとデータ形式

  6. 全体のイメージ

次に、この辺詰まってると有難いわ~~という項目。
こちらは打ち合わせという形でメールをやり取りしつつ決めていくことも可能です。

  1. 著作権譲渡希望の有無

  2. 完成後に製作側が実績公開しても良い媒体や範囲

  3. 製作内容の詳細(入れ込みたい要素)


それぞれ解説します。

必須1.希望納期

理想は1ヶ月程度欲しいところです。
初めの聴き取りや擦り合わせ、各工程の確認等でメールのやり取りがある前提で、余裕のある日数をいただけるのがベスト。
作業量に対して日数が短いご依頼は料金が割高になることが多いので要注意です。

必須2.予算

まず前提として無理は禁物です。
絵描き側がこれを言ってどうするんだとは思いますが、あくまで大切なのはあなた自身の生活なのでね。
必ず金銭的に余裕がある時にご依頼ください。
健全且つ健康的にご依頼を進める為にはこれがとても重要です。

金額は絵描きさんによって差が大きいので一概には言えないですが、簡単な一枚絵(描き込みが少ない・背景なし)であれば一旦栄一を握りしめて来ていただきたいところです。筆が速い方の最低時給でこれくらいだと思います。
あらかじめ絵描き本人に相場や希望をきいて、その金額が貯まり次第依頼するというのも手だと思います。

必須3.使用用途と公開媒体

何に使うのか、どこで使うのか、今後どのように使う可能性があるのか、です。
特に気をつけたいのが「商用か否か」と「年齢指定」です。
これは料金にも関わりますし、もっと言うとご依頼を受けるかどうかにも関わってきます。
年齢指定がある場合は名義を分ける絵描きさんもいらっしゃるので必ず伝えましょう。

必須4.製作形態(一枚絵/動画 等

納品サイズやデータ形式、料金にも関わってくる項目です。
具体的にどういった制作物が何点欲しいのかを記載してください。

必須5.希望納品サイズとデータ形式

主に縦横のピクセル数や比率、jpg等のデータ形式、レイヤー分けや統合の有無を指定していただきます。
使用用途に対して過不足がある場合は絵描き側からアドバイスする場合もあります。

必須6.全体のイメージ

その絵描きさんを選んだ時点で固まってはいるかもしれませんが、作品の方向性を記載してください。
かわいい、かっこいい、和風、洋風などなどざっくりで構いません。
特殊なケースを除いて、“おまかせ”ということはないようにお願いします。


続いて有り難の項目について。
これらは最終的には確定させますが、依頼時には決まっていなくても絵描き側と相談しながら決めることが可能な項目です。
※個人差あり。

有難1.著作権譲渡希望の有無

決まっていれば教えていただきたい項目です。
料金にも関わりますし、ご依頼を受けるかどうかにも関わる場合があります。
ちなみに、著作権を買い取らなくても報連相さえきちんとするならば、かなり自由に作品をご使用できるかと思います。
その上で著作権を買い取りたいとなると、何に使われるのかわからないという点では、絵描き側から不信感を抱かれる可能性があるので、注意が必要です。
著作者人格権の行使不行使についても同様です。

有難2.完成後に製作側が実績公開しても良い媒体や範囲

絵描き側が実績として公開可能か。
可能であればいつ、どの媒体に、どの程度掲載しても良いかを添えていただけると大変助かります。

有難3.製作内容の詳細(入れ込みたい要素)

とにかく作品のイメージを具体的にたっぷり盛り込んでください。
見た目についてだけでなく、プロフィールでも妄想でも何でもありです。
形式にも拘らないので、箇条書きやプロフィール帳、履歴書、小説、ネーム風、タメ口殴り書き、性癖 等々どしどし送りつけてください。
情報はあればあっただけ有り難いです。


≪最後に≫

これら必須・有難の項目をまとめてメールでお送りください。
内容が多い場合はWordやExcel、Power PointにまとめてPDF形式にして添付するのも良いですね。
メモや.txtでくださる方もいらっしゃいます。
資料と合わせて数点ある場合はオンラインストレージサービス(ギガファイル便、Firestorage等)を利用するのも有り寄りの有りです。

1500字前後が目標だったので予定よりも大幅に長くなりましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。


あぁ疲れた!!

解散!!!!

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