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伸ばした手の先に

全力で夢を追い続けている人はいつでも輝いて映る。無論、その事実を知らなければそう見えることはないだろう。今の私はそれに該当する人間ではないけれど、それは羨望なんかではなく単純に魅力を感じてしまうのだと思う。「夢」という漠然とした日本語に惹かれるのは、そこにある光と影を勝手に想像してはセンチメンタルになるから、もといそんな自分に酔いながらつまむ肴を楽しんでいる。


てなわけで
2023年9月3日、≒JOY 1stコンサート「初めまして、≒JOYです。」昼公演に足を運ばせて頂きました!

1階後方

グループ初の単独ライブ(過去に特別公演やってるらしいけど私にとって今回が初なので初です)、発表時は「単独やるんだ〜」くらいで正直行くつもりはなかったけど、イコノイジョイ2023で魅せつけられ、まんまとパシフィコ横浜に吸い込まれてしまいましたね〜。都合上、夜公演は見送ったのですが、まーじで行きたかった……メジャーデビューおめでとうを会場で迎えたかった……小澤愛実ちゃんがリーダーになる瞬間を目に焼き付けたかった……つらすぎる……絶対に1stツアー行くんだから……ミニアルバムいっぱい買うよ……

はい。ニアジョイに心の一部を侵食されつつあるドルオタがあることないこと書いていきます。もし読まれる方は、へぇ〜くらいの気持ちで何卒。ないことは書かない方向で。

ライブ

開演20分程前からオタクたちが入場列にゾロゾロ合流していく様、ロッキーの撮影でも始まったのかと思った。14:05入場。着席し、装備を整える。開演予定時刻から約15分後に暗転、そしてクソかっけぇ音楽が流れ出す。こ、これがニアジョイのOverture…あまりにも良すぎるだろ……の衝撃が凄すぎて音が全然耳に残っていないので早急な音源解禁を要求します。船、ではなくイケイケな音楽に身を乗せ、ティアラを頭に乗せた黄色い水兵たちが登場。これがまた可愛いんだ。1曲目は自己紹介としての『≒JOY』続く『届いてLOVE YOU♡』、ここから始まる私たちをちゃんと見ていてね♡と言わんばかりのパフォーマンスに思わず心がときめく。馬跳びをする愛月ちゃんや見事な(?)瓦割りを披露した怜音ちゃんなどを拝みニヤニヤしてしまった『愛月、助けに来たぞ』、『 「君の音だったんだ」 』、『スイートシックスティーン』と、会場の熱を宇宙の膨張速度並にはね上げていく。

MCでメンバー1人1人が意気込みを語り、始まったユニットブロック。一発目は江角・藤沢・村山によるAKB48の『野蛮な求愛』、怜音ちゃんの余裕を醸した表情やばいっす。イケメンすぎ……。2012年にリリースされたアイドル時代の指原Pソロデビュー曲『それでも好きだよ』を香乃愛ちゃんが披露。これプレッシャー半端ないやつだろ……なんてのは杞憂で、完璧で究極のアイドル超えてた。や、2012年て。続く『ロマンティックいか焼き』で心と身体を踊らせ、葵ちゃんソロの『きっかけ』に浸る。ニアジョイは喉の偏差値が高すぎるから正直好みだと思ってるけど、個人的に葵ちゃんの歌声がドンズバなのでこれ聴けて本当に良かったし、乃木坂46の激好き曲なのでありがとうの気持ち。そして逢田・市原・小澤がSTU48の『暗闇』を歌い上げ、ブロックを締める。

全員登場。『あの子コンプレックス 』、『いらないツインテール』、『僕らの制服クリスマス』と続き『ポニーテールキュルン』からの『探せダイヤモンドリリー』。や、ガチ恋2連はアホ過ぎるでしょ(褒め)。ポニキュルは音源通りの尺で愛することは許されなかったけどこれもまた一興。パフォーマンスが終わると、愛月ちゃんのお悩み相談室なるVTRが流れ始める。香乃愛ちゃんの「駅にある階段とエスカレーターどっちを使うか毎回迷うんです」に対する愛月ちゃんの返しが「悩みなさい、答えを一つに絞る必要はない」で深ぇ……となった。

VTR明け、新衣装を身に纏ったメンバーが登場し『その先はイグザルト』初披露。愛月ちゃんMV不参加だったから意識的に目で追ってた。とても可愛かった(語彙力)。怜音ちゃんのデフラワー回収できたのもでかい。勝手な解釈だけど前へ前へと突き進むような振りが今のニアジョイって感じがして大好きなんですよね。CRE8BOY万歳!みんな大好き『超孤独ライオン』、『大空、ビュンと』、『今日も君の夢を見たんだ』、『笑ってフラジール』と立て続けに持ち曲を披露。
#笑ってフラジールで泣いたオタクと繋がりたい

本編ラスト、『きっと、青い』が初解禁。とても明るい楽曲だったことくらいしか覚えてないけど、「お揃いの夢」というフレーズがとても好きだな〜となった。あと「Fly high!」のとこ楽しいね。全然ついていけなかったけど。

アンコール、『部活中に目が合うなって思ってたんだ』、『スタート!』を披露。特報で1stツアーが発表。それの意思表明としてのラスト『≒JOY』で閉幕。


メモ
・怜音ちゃんと葵ちゃんにレス貰えてニヤけた
・愛実ちゃんの笑顔でけぇ〜〜〜〜
・上から垂れてきた超ロングガーランド、あれなんだったんだ……
・規制退場じゃなかったことに驚き


さて、ライブレポも済んだことなのでうっすい解釈というかこじつけを好き勝手につらつらしていきます。読む価値はないと思います。

記事の冒頭で、ざっくり言うと夢を追いかける人が好きという話をしたけど、≒JOYは夢を歌うグループなんてのはまともに楽曲を聴いていたら誰でも勘付くよねと。『スイートシックスティーン』、夢や未来を直接的に歌ってはいないけれど、グループの若さをポップな曲調・歌詞で表現し、「明日からもよろしくね!」は、ずっとみんなでニアジョイやっていこうね的なメッセージが込められているのかな〜と。『≒JOY』の次に披露された持ち曲なのもなんかわかる気がする。まあ単純にこのたんハピバのやつで盛り上がる楽曲だから頭に持ってきたがおそらく正解、セトリ的なアレ。

本編終盤の持ち曲連投からの『きっと、青い』、1回しか聴いていないから解釈足りていないどころの話ではないけど、フォロワーが  "タイトルが笑ってフラジールの歌詞と繋がるような感じするよね" と言っていて、そういうことか……と思いながら居酒屋で酒飲んでた。その時は歌詞の「空が青い」のみを切り取って咀嚼したけど、ストーリーを経ての繋がりという意味だったのかな〜と後になって思った。これは本人に確認しないと真相は分からないので一旦置いておく。あと『その先はイグザルト』と他曲との繋がりの話、めっちゃ好き。終盤の持ち曲たち+国家は夢を歌っていて、もれなく "空" が含まれている。夢って漠然としてるよな〜って思う訳だけど、裏を返せば無限大の可能性を秘めた言葉でもあるなと。それを空という目に見えて無限に広がるものとリンクさせているのだろうと勝手に解釈した。つまり、同じ空≒お揃いの夢をみんなで叶えていこう的な。青春〜〜〜!!初披露時に虹が架かっていたステージも印象的だったな〜。虹って雨が降って晴れなければ架からないと思っているので、これから酸いも甘いも経験して成長していくニアジョイを追いかけていきたい。

夢の応援、させてください。

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