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ゲームレビュー「Ready or Not」

ゲームレビュー多い気がしますが気にしないでください。
最近LSPDFRに飽きてきたので新しい警察ゲームを探してました。
ですがもちろんwikiの更新はやめません。多分。

注意

このレビューは個人的な意見や偏見、多少の意訳が含まれます。
ご了承ください。



Ready or Not

Steamダウンロードページ☟

Ready or Not公式サイト☟

開発元
VOID Interactive

発売元
VOID Interactive

リリース日
2017年7月27日 β版配信
2019年 プレα版配信
2023年12月14日 正式リリース

対応プラットフォーム
Microsoft Windows

ゲーム内容

舞台はロサンゼルスを元にした架空都市「ロススエノス」。貴方はロススエノス市警察「LSPD」の特殊武装戦術部隊「SWAT」の隊員となり、チームを率いてミッションクリアを目指すFPSゲーム
貴方にはどこに敵がいるかわからない敵地に突入してもらうが、交戦規定を順守する必要がある。容疑者、民間人のどちらも、死人をなるべく出さずに無力化しなければならない
容疑者のはどんな手を使ってでもこちらを殺りに来るドアを開けた瞬間に爆発するトラップ、死んだフリをして暗殺を試みる、降伏したと見せかけてスキを狙う容疑者など、手段はたくさん。油断大敵だ
戦いを有利に進めるためにも、専用装備を巧みに使おうドアの下の隙間からドアの先を除くことができるミラーガン、ドアを丸ごと吹き飛ばせるC-2、弾丸を防ぐことができるバリスティックシールドなど様々。
チームメイトは4人。赤チームと青チームに分かれている。チームに命令を下し、裏取りをされないように現場を制圧していこう。


このゲームは、FPSの中でもかなりリアル寄りなFPSゲームです。
体力バーやダッシュなどはなく、当たり所が悪いところに被弾したら死ぬゲーム。
HUDも非常に少なく自分の体の状態とチームの状況、操作のヘルプ、装備しているギア、方角表示、ポイントの増減のみ
銃の残弾数はマガジンの中身を確認しなければならなかったり、残弾はマガジンの個数ごとに決まっているため頻繁にリロードはできない

敵の行動

容疑者はざまざまな手を使い、プレイヤーをぶち転がしにきます。
即死トラップ死んだフリ降伏したフリなど。狭いクローゼットの中に隠れていたりなどもあるので、しっかり制圧しなければスキを突かれて死にます。銃弾が貫通するドアやガラスも余裕で撃ってくるので、遮蔽があるからと言って油断しないようにしよう。
AIが賢く、裏取りや角待ちなどもしてくる鍵がかかっていたドアを開けて入ってきたりなど、AIが敵だからと言って舐めていると死ぬ
敵によっては防弾チョッキを着ていて、
胴体を狙ってもすぐに倒せないこともあります。ですが、容疑者も人間。死ぬことに抵抗はあります1発被弾して降伏してくる者や、パニック状態で降伏しに来る者もいます。敵にバレていないなら、バレていないところから非致死性武器を使い拘束しましょう。

装備

持てる装備はメイン武器、サブ武器、グレネード、ツール、ギア
回復アイテムなどはない。メイン武器はライフルやショットガン、サブマシンガンなどで、実銃モデル(一部は名前が変わっています)。装着できるアタッチメントも多数あり、スコープやレーザーサイト、フラッシュライトなど様々。サブ武器のハンドガンも同様
使用する銃弾も2種類あり、防弾チョッキに高いダメージを与え貫通するが、肉体へのダメージが少ないAP弾と、防弾チョッキを貫通できないが肉体に大きなダメージを与えることができるJHP弾の2種類のマガジンを持つことが可能。
グレネードは3種類。大きな閃光を放ち、相手を混乱させることができる閃光手榴弾(フラッシュバン)吸った者に呼吸困難を起こすことができる催涙ガス相手を気絶させることができるゴム弾をばらまく、フラググレネード。
ツールは、非致死性武器や戦略を広げるもの。テーザーやペッパースプレードアをロックするために使うウェッジC-2爆弾やロックピックガンなどのドアを開けるツールがある。
プレイヤ―とメンバーは、1人1つギアを持つことができる。チームメイトにバッティングラムを持たせてドアを破らせたり、シールドを持たせて前線を張ってもらったりなど、戦略を考えよう。
アーマーにも種類があり、軽いほど防御力が劣るが、ツール・マガジンの所持できる数が増える。アーマーの素材によっても変わり、硬いほど防御力が上がるが、移動速度が遅くなる

戦場での怪我

被弾すると、被弾したところが不自由になります。腕が撃たれる照準が合わせずらくなったり、脚が撃たれる移動速度の低下や、ドアを蹴り破れなくなります。被弾した際に出血すると、すぐに止血しなければ失血死します。

チームへの命令

チームはプレイヤー含めて5人で構成されており、2人/2人赤と青チームに分かれている。チームそれぞれに指示を出し、突入や見張り、制圧や安全確保などをさせよう。赤チームと青チームにそれぞれ指示を出し、効率的かつ安全に、ミッションを進めていこう。
チームに編成できるメンバーにはスキルがあり、メンバーのレベルが上がると使用できるようになり、容疑者の降伏する確率が上がったりドアを一撃で蹴り破れるようになったりと、便利なスキルが使用できる。
チームメンバーはミッション前に編成できる。同じメンバーを連続で連れて行くと、ストレスが溜まってしまうので注意。

目標

ミッションの目標は基本的に、民間人の救助および容疑者の制圧だが、ミッションによっては、「容疑者のリーダーを逮捕する」や「証拠を見つける」などのミッションもあります。場合によっては爆弾解除などの時間制限があるミッションも。ミッション目標はクリアすればするほどポイントがもらえ、最終評価が変わります
SWATの目標は民間人の救助が優先です。民間人の死人が出てしまうとミッションをクリアできなくなってしまうので注意。
また容疑者も、正当防衛以外(誤射など)で容疑者の死人を出しすぎると、危険人物と認定され、チームメイトに射殺されてしまう
なるべく手足を狙い、容疑者に降伏を促そう

長くなりましたが、ゲームのシステムはこのようにリアルで戦略が必要になってきます。最後に、いいところと悪いところを挙げていきます。


ゲームのいいところ

1.現場(ステージ)が没入感がありリアル

ミッションの舞台となるステージは、基本的に現実で起こった事件を参考にされており「戦場」という感じではなく本物の「犯罪現場」という感じがします。銃乱射事件や児童ポルノ製造拠点、犯罪集団のアジトなどで、ミッションに関係のない場所も作りこまれており、タヒ体の山やバラバラになったタヒ体など、目を背けたくなるような状況もあります。
残虐な画が苦手な方は少しお勧めできませんが、リアルさも相まってまるで特殊部隊の映画の主人公になったような気分でプレイできます。

2.武器が豊富

使用できる武器が豊富で、武器によって戦い方が変わってくるため、戦略を考えるのが楽しいです。ミッション前に聞くことが可能な会議(ブリーフィング)で、現場がどんな場所なのか、敵がどんな武装なのかを予想して武器編成を考えれば、有利に戦いを進められます
武器もその武器ごとの特徴をつかんでおり、反動制御やマガジンの弾数などが武器によって違うため、自分に合った武器を探してみるのも面白いです。

3.Modに対応

Modに対応しています。服や武器、AIの挙動などをModで弄ることにより、自分の好みの設定でプレイ可能です。アメリカの法執行機関が採用している記録用機器、ボディカメラ風のフィルターを掛けたり、アーマーや服を現実と同じ文字やバッジにしたりなどが可能です。

4.マルチプレイ

マルチプレイに対応しているため、AIではなくプレイヤーと協力してプレイすることも可能です。元からチームワークが重要なゲームなので、プレイヤー同士でプレイするとよりリアルなプレイが楽しめます。ただし、対戦などは現在ありません。


ゲームの悪いところ

1.日本語訳がガバガバ

日本語に対応しているが、正直、ないようなもの。ミッション中に出てくる文のほとんどは英語のままで、日本語になっていても翻訳がおかしいところが多々。しかし、ブリーフィングや目標の翻訳しっかりしているため、ゲームプレイ方法がわかれば問題はない

2.難易度

ゲーム内容の説明でも書いた通り、リアルさを追求したゲーム。故に、ミッションをクリアする難易度が高い。戦略なんて気にせず突っ込みまくるなど無策で行くとクリアできません。しかも、敵の強さやダメージなどの難易度に直接関与する要素を変更できないため、どうしてもクリアできないミッションがあっても難易度を変更できません。トライ&エラーで覚えるか、Modを使いましょう。

3.ゲームが重い

環境にもよりますが、ゲームが重く感じます。ロードも長い時は30秒~50秒くらいかかるときがあったり、テクスチャの読み込みが遅れたり場合によってFPSが大きく下がったりなど。ゲームのグラフィックを下げてしまうと、敵の判別などがしにくくなってしまうので、Steamで書かれている推奨スペック以上なら快適です。


結論

以上となります。総評から言うと
リアルなFPS好き、特殊部隊好き、戦略ゲーム好きの方にお勧めです。

個人的に好きな描写の1つとして、ブリーフィング時に聞くことができる資料が豊富なことです。
司令部と通報者の会話、現場での音声、警官の応援要請、監視カメラの映像、ダークウェブなどでの取引の内容画像や、被害者が撮影した現場の画像などの資料がとてもリアルで、本当に発生したかのような描写がされています。
(本当に起きたことをベースに作られているため、発生はしていますが…)

Ready or Not
Steamで現在 ¥ 5,500

ロススエノスでの事件の被害者の命は、貴方にかかっている!
現場での健闘を祈る!

ではまた、次のブログで。

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