【バイク教習日記8】パイロンが怪獣のように迫ってきてビビッて曲がりきれない
50歳153㎝の女子が無謀にも大型バイクの免許にチャレンジした記録です。
【12月4日・5日 教習13・14時間目】
教習項目11・12
バランスのとり方(直線・曲線)
このあたりからあまりの物覚えの悪さに
まるで滑車を走るハムスターのように、同じことを繰り返す日々が始まります
スラロームにチャレンジする前に
外周をクネクネ蛇行運転
先生の道幅いっぱいを使った華麗な蛇行運転の後を
ヨロヨロしながらついていく
曲がってもちょっとだけで道幅いっぱいになんてならない
太ももに力を入れてバイクを押す
気持ち的には傾いているつもりなんだけど
現実的にはバイクはちっとも傾かず
ヨロっとするだけで直進している
なんでうまくできないのかな?
やってるのに思うようにバイクが動かない
もどかしいやら悔しいやら
このまま出来なかったら
バイクの免許取れないのかな…
なんて弱気になる
いよいよスラロームに挑戦!
等間隔に設置されたパイロンを右左交互にかわしながら
素早く通り抜ける
いつもながら文字にすると簡単そうだけど
「左右交互にかわす」にかなり苦戦するのです
先生の華麗なお手本に
「すごい!かっこいい」と目がハートに♡
かっこいいけど…「これ私がやるの…?」
パイロンの間隔がすごく狭く見える
蛇行運転もままならないのに
この隙間を通れというのか!!
いざ!初スラローム
1個目のパイロンはクリア
2個目に行けずコースアウト
やり直し
1個目のパイロンはクリア
2個目のパイロンに接触してコースアウト
やり直し
1個目のパイロンはクリア
スピードが遅すぎてバランスを崩し
2個目の目前で停止
何回かチャレンジするも
1個目のパイロンを避けると
すぐ2個目のパイロンがあって
避けられる気がしない
そしてあえなくコースアウトを繰り返す
「あきらめない!」
「パイロンをなぎ倒してでも行く!」
先生が励ましてくれる
私だってなぎ倒してでも行きたい!
でも怖くて無理
パイロンがすごい大きく見える
赤い怪獣が目の前に迫ってくる
ようにみえる(私には…)
私の気持ちはまだ巨大化する術を知らない。
この2日間はひたすら怪獣とのバトルを繰返す
外周の蛇行運転練習とスラロームの練習です
2日目の最後の方には怪獣とのバトルから逃げ出さず
コースアウトせずにクリアできるようになる
目の前に迫りくる怪獣を次々とかわし
前だけを見て先に進む!
パイロンを避けねば!と思うあまり
目線がパイロンにばかり向く
バイクは目線の方向に進む特性があるので
パイロンに近づく感じがして怖い
そうすると怪獣を目の前にして
ビビッて逃げ出すか
策なく突撃してあえなく撃沈するか
しかなかったのである
目線の全体を出口に向けながら
1個先のパイロンを見る感じにすると
パイロンへの接触が減ったような気がする
出口の辺りを見ながら必死にハンドルを動かす
ヨロヨロで華麗な感じは微塵もない
ぎこちないけどハンドル操作でパイロンは避けられる
ところでセルフステアはどこで使うの?
よりスムーズにリズミカルに
スピードアップするためのセルフステア
目線やハンドル操作など基本が出来てないので
セルフステア以前の問題だったようです。
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