MINAMI

'94 from Kanagawa 服飾の仕事をしています #土曜日 たまに#日曜日

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記事一覧

誕生

誕生日は3月11日だ。 生まれる瞬間からわがままで、予定日よりも1ヶ月早く、未熟児でしかも仮死状態で生まれたそうだ。 だから泣き声をあげていないらしい。 1ヶ月間は保…

MINAMI
2年前
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わたしを離さないで(日本、ドラマ、2017)

2020.10.14 原作読了済。海外版映画視聴済。 三浦春馬さん出演作品につき鑑賞。 ”死”に向き合う作品。 クローンという人間の命を存続させるために作られた存在が、不…

MINAMI
2年前
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国籍の違う人と友人になりたい

私はInstagramが好きでやっている。 でも恥ずかしいから、あまり友人にアカウントを伝えていない。 そのくせ魅力的なアカウントは勝手にフォローしてしまうから、フォロー…

MINAMI
2年前
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仕事

社会人最初の職場として日々通っていた場所について。 エネルギッシュでパワフルな人が活躍してきた場所。夢のある場所。わくわく、どきどきする場所。 その空気に疲れて…

MINAMI
2年前

KENZO

Nulbarich聴きながら、髙田賢三さんの自伝『夢の回想録』を読んだ。最高。 以前ヨウジさんの本も読んだ。 ケンゾーさんの自伝の中でヨウジさんがケンゾーさんは真逆の人だ…

MINAMI
2年前
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変化

私は、他人に自分の思考や感情を決めつけられるのが嫌いだ。それを無視されるのも嫌いだ。 言葉にして伝えなくてもわかってもらいたいなんて微塵も思っていない。だから言…

MINAMI
2年前

恋愛

これまで恋愛を遠ざけてきた。一人でいる方が成長できると思っていたし、誰かに割く時間の尊さも分からなかった。 自分のことが何より大切で、でも大嫌いで、誰かに好かれ…

MINAMI
2年前
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家族と社会とコミュニケーション

親から離れることの意味をようやく理解できたように思う。親は私とは違う人間だ。 父と母が私と弟を守っていてくれたことに感謝している。ありのままを受け入れてくれて感…

MINAMI
2年前
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青春。恋か愛。恋と愛。

人間いつかはどこかで腰を据える時がくるのかもしれない。 常に変わり続けたいと思うけど、それにはやっぱり体力が必要だし、足場は固めてそこで生きていくことになるのか…

MINAMI
2年前
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愛情や友情や恋や理性

先日、中高一貫の級友たちに会った。当時、学校の人間関係は私にとっての社会だった。故にたいして親しくはなかったが、卒業して本物の社会に放り出されてからは、自分たち…

MINAMI
2年前
2

この空のむこうにある光のように

最近、高校生の時に付き合っていた彼が結婚したらしい。 初めて告白されて、初めて付き合った人で、今までの人生で唯一の元彼だ。その言葉がピンとは来ないけど。 一つ下…

MINAMI
2年前
9

土曜朝

待ち合わせの駅に着いた. 時間通りなら見えるはずの姿がない. なんだか違和感を感じて,もう一度メッセージを読み返す. …しまった. ちょうど1時間,早く着いてしま…

MINAMI
2年前
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生姜焼き

MINAMI
2年前
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茄子とピーマンとオクラの揚げ浸し

MINAMI
2年前

ハドソン川の奇跡(アメリカ、映画、2016)

昨日夜家に帰ってから見始めたのだけど、眠くて寝落ちしてしまったので今日の朝見直し。おかげでとても爽やかな朝だった。 2009年1月15日にNYで実際に起こったアメリカの…

MINAMI
2年前
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崩し豆腐と海苔の味噌汁

MINAMI
2年前
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誕生

誕生

誕生日は3月11日だ。

生まれる瞬間からわがままで、予定日よりも1ヶ月早く、未熟児でしかも仮死状態で生まれたそうだ。
だから泣き声をあげていないらしい。
1ヶ月間は保育器の中でチューブに繋がれて保護されていたそうだ。

母は28歳の時、胎盤剥離のため緊急入院の末、帝王切開で私を産んだ。

出産で母子どちらかが死ぬかもしれないと医師に言われた、と父は言っていた。

幸い、どちらも今日まで生きている

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わたしを離さないで(日本、ドラマ、2017)

2020.10.14

原作読了済。海外版映画視聴済。
三浦春馬さん出演作品につき鑑賞。

”死”に向き合う作品。

クローンという人間の命を存続させるために作られた存在が、不条理な世界の中をそれでも最大限前向きに生き抜く姿を見て、生きる意味とはなんなのかを考えさせられる。

クローンには、臓器提供という使命があって叶えられる夢や見ることのできる希望、自分の命の使い方が限られている。人間が憲法によ

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国籍の違う人と友人になりたい

国籍の違う人と友人になりたい

私はInstagramが好きでやっている。

でも恥ずかしいから、あまり友人にアカウントを伝えていない。
そのくせ魅力的なアカウントは勝手にフォローしてしまうから、フォロー数とフォロワー数の均衡が全くとれていない。
そのことは、私にとってあまり重要ではなかったのだけど、ふと、もう少しInstagramを活用してみたい、という欲が出た。

私は海外に興味がある。
海外の人たちにも興味がある。
これま

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仕事

仕事

社会人最初の職場として日々通っていた場所について。

エネルギッシュでパワフルな人が活躍してきた場所。夢のある場所。わくわく、どきどきする場所。

その空気に疲れてしまっていたのは何故なのか。

自分のエネルギーが足りないから。
エネルギーが足りないのについていかなきゃいけない、高みを目指さないといけない、と思い込んでいたから。常に最先端、誰よりも感度を高く、なんて自然じゃない価値観。最先端なこと

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KENZO

KENZO

Nulbarich聴きながら、髙田賢三さんの自伝『夢の回想録』を読んだ。最高。

以前ヨウジさんの本も読んだ。
ケンゾーさんの自伝の中でヨウジさんがケンゾーさんは真逆の人だと言っているけど、お二人とも本当に魅力的。

イブサンローランとカールラガーフェルドとケンゾータカダが繋がった!

入社研修のために古着屋で買ったジャケットは偶然KENZOだったし、友人の結婚式のために古着屋で買ったイヤリングは

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変化

変化

私は、他人に自分の思考や感情を決めつけられるのが嫌いだ。それを無視されるのも嫌いだ。
言葉にして伝えなくてもわかってもらいたいなんて微塵も思っていない。だから言葉にしていないことを勝手に考えられたくない。一方的な思いやりらしきものを押しつけられるくらいなら放っておいてくれた方がいい。私を理解しようともしないで、身勝手な思いやりを押し付けてこないでほしい。
他人が何を考えているか、何が好きか、何が嫌

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恋愛

恋愛

これまで恋愛を遠ざけてきた。一人でいる方が成長できると思っていたし、誰かに割く時間の尊さも分からなかった。

自分のことが何より大切で、でも大嫌いで、誰かに好かれることを喜べなかった。誰かと深い関係を築くことが怖かった。自分を拒否されるのが怖かった。

家族や親戚の昔話、友達の恋話を聞いてるだけで十分人間を分かったつもりでいた。本当は、自分のことがわからなくて、人のこともわからなくて、自分で自分を

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家族と社会とコミュニケーション

家族と社会とコミュニケーション

親から離れることの意味をようやく理解できたように思う。親は私とは違う人間だ。

父と母が私と弟を守っていてくれたことに感謝している。ありのままを受け入れてくれて感謝している。
経済的に安定している両親がいなかったら今ここに生きていられない。社会的な評価がついても変わらずに私を大切にしてくれている弟がいなかったら私は自暴自棄になっていたかもしれない。

小学生の頃、ひどい時は皿が割れるような夫婦喧嘩

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青春。恋か愛。恋と愛。

青春。恋か愛。恋と愛。

人間いつかはどこかで腰を据える時がくるのかもしれない。
常に変わり続けたいと思うけど、それにはやっぱり体力が必要だし、足場は固めてそこで生きていくことになるのかな。

私はどんな風に生きたいか、もっとわかっていたはずなのに、
いざ目の前にどっちでもいいよって選択肢を提示されるとどうしてこんなにわからなくなってるんだろう。

高校を卒業する時に、一生青春したいって思ってたけど、青春はいつまでもするも

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愛情や友情や恋や理性

愛情や友情や恋や理性

先日、中高一貫の級友たちに会った。当時、学校の人間関係は私にとっての社会だった。故にたいして親しくはなかったが、卒業して本物の社会に放り出されてからは、自分たちのアイデンティティを確かめ合うように会って距離を縮めてきた。
もしかしたらあわよくば恋愛のためでもあったのかもしれない。でもこれまで一度も誰とも関係性を恋愛に発展させることはなかった。

友達とは。
彼らは、男友達や女友達という概念は無いと

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この空のむこうにある光のように

この空のむこうにある光のように

最近、高校生の時に付き合っていた彼が結婚したらしい。

初めて告白されて、初めて付き合った人で、今までの人生で唯一の元彼だ。その言葉がピンとは来ないけど。
一つ下の学年の男の子で、先生や他の学年とも仲良くできるようなコミュニケーション能力を持っていて、皆を笑わせるのが好きなお調子者だった。バスケと文章が上手だった。
彼と同学年の私の後輩や、部活の顧問、私の友達、色んな人を巻き込んで、無意識に周り固

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土曜朝

待ち合わせの駅に着いた.
時間通りなら見えるはずの姿がない.

なんだか違和感を感じて,もう一度メッセージを読み返す.

…しまった.
ちょうど1時間,早く着いてしまった.

9と10の認識ミスは脳のバグだろう.

澄んだ空気の秋空に,眩しい太陽が上品な朝.
いつもより空いた電車に乗って見てた景色とか.
リラックスして久しぶりに編み出す文章とか.

これから久しぶりに会う級友のことを考えて,少し緊

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茄子とピーマンとオクラの揚げ浸し

ハドソン川の奇跡(アメリカ、映画、2016)

昨日夜家に帰ってから見始めたのだけど、眠くて寝落ちしてしまったので今日の朝見直し。おかげでとても爽やかな朝だった。

2009年1月15日にNYで実際に起こったアメリカの旅客機不時着水事故が題材。原題は、機長の愛称である『Sully』。

機長の体験ベースでストーリーが組み立てられている。

彼は5歳の時から操縦士を夢見た生粋の飛行機好き。歯科医師である父親の患者に民間機の操縦訓練士がおり、その方

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崩し豆腐と海苔の味噌汁