[モダン]白青LO検討 1
白青でLOを考えているが,なかなかリストが決まらないので堂々巡りしないように検討した内容を記録する.
はじめに
白青にしようと思ったときに,メインボードに採用したいと思ったカードと最大採用枚数を書き出す.
クリーチャー:16
4:《面晶体のカニ》
4:《遺跡カニ》く
4:《ジェイスの幻》
2:《敏捷な妨害術師》
2:《厚かましい借り手》
スペル:35
4:《流刑への道》
2:《虹色の終焉》
3:《彼方の映像》
3:《外科的摘出》
4:《一時の猶予》
2:《罠師の引き込み》
1:《継ぎ当て》
4:《正気破砕》
2:《完成化した精神、ジェイス》
3:《時を解す者、テフェリー》
1:《貪欲な罠》
2:《至高の評決》
4:《書庫の罠》
土地:25
1:《平地》
2:《皇国の地、永岩城》
4:《トロウケアの敷石》
3:《島》
2:《天井都市、大田原》
2:《神聖なる泉》
4:《溢れかえる岸辺》
2:《霧深い雨林》
4:《廃墟の地》
1:《屍肉あさりの地》
全部足すと76枚と多いため,ここから不要なカードをなくしたり,枚数を調整したりして60枚にする.
コンセプトを明確にする
青単LOや青緑LOのコンセプトはクロパである.最新の青単のリストが以下.
クリーチャー:16
4:《面晶体のカニ》
4:《遺跡カニ》
4:《ジェイスの幻》
2:《敏捷な妨害術師》
2:《厚かましい借り手》
スペル:21
3:《彼方の映像》
1:《消えゆく希望》
4:《差し戻し》
1:《罠師の引き込み》
1:《任務説明》
4:《正気破砕》
4:《書庫の罠》
2:《外科的摘出》
1:《貪欲な罠》
土地:23
7:《島》
2:《イプヌの細流》
2:《天井都市、大田原》
4:《霧深い雨林》
1:《沸騰する小湖》
1:《汚染された三角州》
4:《廃墟の地》
1:《屍肉あさりの地》
1:《海の中心、御心》
青単では盤面への干渉手段は《消えゆく希望》や《厚かましい借り手》などの数枚のバウンスに限られている.
採用したいカード群を見ると,《流刑への道》,《虹色の終焉》,《至高の評決》など白いカードに盤面への干渉を期待してる事が分かる.加わて《時を解す者、テフェリー》や《完成化した精神、ジェイス》といったPWも採用候補にあることから,白青LOはコントロール寄りにしたいという思いが読み取れる.
コントロール型のLO
LOでコントロールのようなデッキ構成に出来るか考えてみると,青単のリストにはライブラリを削るカードが4種16枚入っているため,フィニッシャーが数枚のコントロールのような構成とは異なる.
構成的にはカウンターバーンに近いイメージになりそうだが,カウンターバーンは火力を除去として使えることで成り立っているのであり,LOで実現するのは難しいと考えられる.
よって,LOはテンポで削り切るデッキとして,コントロール寄りの思考からは一度離れることにする.
白を足すメリット
1.青単の考え方
元々青黒と青単の違いとして,《致命的なひと押し》の枠に《ジェイスの幻》を入れて,ブロッカーとする事で相手の攻撃を遅らせる,もしくは相手の盤面が弱いなら4回殴って終わらせる事を想定している.
また,消耗戦ではなく,相手の体勢が整う前に速やかにLOするか殴り切るため,《湖での水難》の枠に《対抗呪文》ではなく《差し戻し》を入れている.キャントリップが付いてることで《Time Walk》的に使えるのが強みだが,特にLOにとっては《湖での水難》が《対抗呪文》の強化版になるため,青単にする事がデメリットに感じられてしまうのである.
2.《流刑への道》と《ジェイスの幻》
白を足した時,単順に《ジェイスの幻》の枠を《流刑への道》に変えるのは青黒の《致命的なひと押し》の枠を変えてるのとほぼ同じ意味になる.《流刑への道》では相手は死なないため,《湖での水難》が使えない分だけデッキが弱くなってしまうように感じる.
《流刑への道》は,《濁浪の執政》に効くことと,任意だが相手にサーチを促す事が出来るため《致命的なひと押し》よりは役割が広いが,明確なメリットとは言い難い.
3.パーマネント除去
青単に足り無い要素として,盤面に触る手段が基本的にバウンスという点があるが,この点は白を足すことで改善される.特に《虹色の終焉》は強いと思う.
任意のマナ総量になれる事から,天敵の1つである《虚空の杯》を割れるし,2マナ以下のクリーチャーは対処出来る.また,山になった特殊土地を使って《血染めの月》を割れるのは無駄がなくて美しい.これは白の明確なメリットと言えそうである.
今回のまとめ
白青にしたときに入れたいカードが多すぎる.
コンセプトを決める必要がある.
コントロール型は難しそうなため,青単と同様にテンポ型のLOの方向で検討する.
《虹色の終焉》は白を足すメリットになりそう.
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