見出し画像

「諦めた頃に妊娠するっていうじゃん」

子どもが欲しいと思ってからこの言葉をかけられることが増えたけど、この言葉すごく嫌い。ニュアンスはわかる。もっとリラックスしないと、とか、考えすぎない方がいいんだよ、とかそういう意味が込められていることもわかってはいる。けれどなぜ今子どもが欲しくて病院に通っている相手に対して“諦める”という言葉をかけられるのだろうか。

 わたしはまだ29歳。大好きな夫との子どもが欲しいと思ってまだ1年半。10月から不妊治療専門クリニックに転院したばかりだし1月から体外受精にステップアップする。まだまだやれることはあるし、子どもが欲しい、我が子に会いたいという気持ちがなくなることはない。それなのに諦めろ?!と最初の頃はすごく落ち込んだ。めそめそ泣いた。ひどい、 ひどい!って行き場のない怒りを覚えた。
が、しかし、最近のわたしと言えばどうだろう。

うるせええええええ!

と思えるくらいには他人の言葉が気にならなくなりつつある。実際に言えたらいいのだろうけれどそれはまだ難しいので心の中で唱えてる。いつかうっかり思ってることと言ってることが逆にならないように気をつけなきゃ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?