結成5年目の日に欅坂を考える

大好きな欅坂46が結成5年目を迎えた。


乃木坂46が好きだった5年前、デビュー前から欅坂46を追い続けた。


欅坂のメッセージ性のある音楽やかっこいいダンス、その音楽に影響され強くかっこよく育つ、いつも全力で戦うアイドルの姿、グループとして一人一人支え合っている姿、全てが大好きで、魅力的である。


一方、時には儚く、脆く、いっときも見逃せない。何度も心配しながらライブをみた記憶もある。しかしこの「いっときも見逃せない」スタイル(もちろん狙ってやっているわけではないが)が彼女たちの地位を確立させた。


わたしにとっては初めてライブに行ったアイドルグループ、初めて握手会に行ったアイドル。死ぬほど好きなアイドルグループだが、7月16日のライブ配信にて改名を発表した。



7月16日のライブ配信は全シングルセンターを務めた平手友梨奈さん(凄すぎる)が脱退してから初めてのライブで、これまた心配しながらライブ配信をみ始めた。固唾を飲んでライブ配信を見守るも、始まってからは現メンバーの良さが詰まった圧巻の90分だった。


各曲の新・センターたちは過去の良さを残しながら自分らしいセンターを表現している印象だった。ちっぽけなファンの心配なんてすぐに跳ね除けた。全員にセンターとしての自覚、自信を感じさせ、ファンを(少なくともわたしは)安心させた。もちろんセンター以外の子も要所要所で輝きをみせ、一人一人が頑張ろうとしっかり思っている、昔からかわらない、支え合っているグループなのだな、とファンの1人としてとても嬉しかった。



不安だったけれど、これから全曲代役センターでも負けじ劣らずまちがいなく良い作品になりそうだ。。これからも現メンバーで欅坂を続けてもっと大きくなってほしい!!!



そう思ったライブの最後での改名発表。



欅坂は儚く、脆く、いっときも見逃せない。


不安定な時期には、いつ解散してもおかしくないと考えたこともあったし、東京ドームライブの後には今解散したらスッキリするだろうな。。と頭をよぎったこともあった。



彼女たちが必死で守ってきた「欅坂」からの改名、急ぎ足で行うラストライブ、「配信」ラストシングル、これらになにの意味があるのだろう、としだいに、悔しいおもいにしかならなくなった。



欅坂は今まで在籍していたメンバー含めてら全メンバーの力があってこそのグループだが、その中でも現メンバーは、どんな時でも必死に盛り上げる子たちが多い。不安定な時でもファン目線では頼れるメンバーばかりだ。欅共和国2019を見て、よりそう思った。


5年間、見えるところ、見えないところ(彼女たちはこっちの方が割合が多いかもしれない)でも欅坂のことを考えて行動してきた。その子たちからなぜ欅坂を奪うのか、なぜ泣きながら「前を向いています」と言う姿を見なくてはいけないのだろうか、、、、。あんな素晴らしいライブを見せてもらったので、余計この悔しさが滲み出てしまう。



ラストシングル、「誰がその鐘を鳴らすのか?」。昔の欅坂らしくもあり、今の欅坂らしくもある曲だなと。特にパフォーマンス姿が魅力的で、テレビのパフォーマンスも何度も見返した。(とくに大サビ前の菅井さん守屋さんの見つめ合う姿。。いつ見ても泣いてしまいます。。)


この曲が配信限定なのももったいないし、他の曲も聴きたかったなあと。全シングル平等であって欲しかったなあとおもう。(今の状況では仕方がないのか。。)ラストシングルにかけるメンバーのパフォーマンスが素晴らしいだけに、もっと色々な人に届いて欲しい。。MVも絶対くると信じて、待っています。



そして10月に迫るラストライブ。そもそもなぜそんなに急ぐんだろう、と思ってならない。この状況下でライブなどが配信になる中、大急ぎで10月に無理やり開催するように見えてしまう。私たちファンは9枚目シングルを1年半待った辛抱強いファンなので、改名もそんなに急がなくてもいいのに。。。。なんて思ってます。



今の思いをまとめると、

おいおい、運営、現メンバー体制になってからメンバーの気持ち疎かに手抜いてないか?価値がないグループになったとか思ってんじゃないのか?お荷物下ろしたい感じするけど?!欅坂はまだまだやれると思うのに!あの子たちのアイドルとしての時間を無駄にしないで!



みたいな感じです。まだ受け入れられません。メンバーが「まだ受け入れられない」というと余計受け入れられなくなります。ラストシングル、「誰がその鐘を鳴らすのか」パフォーマンスを見ると余計受け入れられなくなります。「僕たちの鐘はいつなるのだろう」この歌詞が一番悔しく、切なくなります。





長くなりましたが、5年間応援したのに、この状況で何もできないただの1ファンの悔しい思いでした。

欅坂はすばらしいグループです。