商談で一目置かれれる!「数字のコツ」を読んでみた



----------書籍情報----------------
書籍名:商談・会議・雑談でなぜか一目置かれる人が知っている「数字のpコツ」
著者:山本崚平


■はじめに

先日、自分の希少性を考えるというお話で、私は「もっとバックエンドや企業の売上を考えられるコピーライターになる」というお話をさせていただきました。

その際のフィードバックとして、上記のような人材になるためには、人件費や、営業利益などがわかるようにならなければいけない、というお話をいただき、今週は本書を選考いたしました。

数字のこともわかるようになり、担当者だけではなく、経営者の方の悩みからニーズを考えれる社員になりたいと思います。


■人件費

平均昇給率に関しては、作者はおおよそ「月給に対して1.8%~2.2%」であればいいと記載してあります。

仮に月20万円の給料の場合、上記にならって昇給額を考えると、おおよそ4000円の昇給が平均的です。

2%と聞くと、あまり大きな数字には聞こえませんでしたが、社員全員分の数を考えると、相当な額であることがわかります。
リスプラでいうと、仮に一人5,000円以上が昇給した場合、5000円×70人=35万円/月もの出費。年間で420万円になります。

リスプラでは、メンバーの給料は、比較的早く上げていただけるようになっています。
しかし、その分、全員がそれ以上の価値を出さなくては、給料をあげる意味がありません。

給料があがる=それ以上のパフォーマンスを出さなくては、企業は衰退する、という考えを改めて感じました。

もっと自分の給料と自分が生み出している価値を紐づけて考え、行動するようにします。


■売上の8割は、全体の2割のお客様からの売上で稼いでいる

今まで、既存顧客の層や、常連客をクライアントにきくのは、ターゲットとして成立しやすい層を聞くためだと思っていましたが、
上記の「2割をお客さんに出来たら強い」という意味もあったのだと思いました。

全ての業種や会社に言えることではないとは思いますが、上記の数字を見るかぎり、やはり「ファン化」をさせることは、それだけ売上にもダイレクトに結びついてくるのだと感じました。

集客数をあげると同時に、CRMや集客後の対応にも、もっと力をいれられるようにしたいと思います。
御社Webはそういったサービス形態を自由にとれるので、制作としても尚更「作って終わりではない」という点をもっと考えていきたと思います。


■まとめ

レポートが短く申し訳ありません。
本書では、あまり売上の話や、企業内の経営の話がでず、「仕事を効率化させる方法」や「世界の1位のものにはどんなものがあるか」といった多岐にわたる話で構成されていました。

勉強にならなかったわけではないのですが、打ち合わせなどで活かせる内容や、会社経営に関する話が少なかった印象があります。
本の選び方も、もっと気を付けるようにいたします。


○給料があがる=その分の利益を会社にもたらす
当たり前ではありますが、自分の給料分は必ず売り上げを出さないと
会社の支出だけが大きくなります。

自分にいくら支払われていて、それを自分はいくら還元できているのか、というのを意識する。

自分のチームの売上と御社4人分の給料とみあっているのかを考える。

また、2人の課長が営業活動がしやすいよう、中の仕事は極力こちらで引き継ぐようにする。


○売上の8割は、全体の2割のお客様からの売上で稼いでいる

必ずしも集客だけが成果を出す方法ではない。
集客の後、CRMやクロスセルで、単価を上げる方法や
ファン化をする方法を考え、提案する。


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