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マジカルドロップ3の大会に参加した⑨(+盤面が市松模様になったらどうしたらいい?)

高田馬場ゲーセンミカドさんで2024年2月24日に開催された
マジカルドロップ3 無差別級大会に参加しました。


大会に参加するぞ

会場のミカド

2階の階段側の方にある券売機で参加券を買い、名簿に名前と使用キャラを書いたら受付完了です。
初級者大会の参加人数は7人、中級者大会の参加人数は4人、無差別級大会の参加人数は13人で、参加・観戦されている方の男女比は6:1くらいでした。

大会前野試合

大会の前日からマジドロ漬けでいろんな人と対戦させてもらいました。

今回練習してたのはジャスティスとムーンとハングドマン。
前回ジャスティス同キャラ戦での妨害の面白さに気づいて、対戦動画を観たり攻撃テーブルを覚えたり色々してました。
初中級の頃からジャスティス好きだったけどその時は玉がたくさん消えるから楽しい・ノルマ勝負になるから楽しいみたいな、自分側の面白さしかわからなかったんですが。
ノルマ消化と妨害両方の面白さが出る一番ちょうど良い難易度のキャラですよね。
これがデスになると防御とかも考えないといけないからちょっとしんどい。

ジャスティスとかデスのL字配色キャラの初動は、
どういう風に攻撃を送っても黄色か氷が固まるので弱いです。
そこを避けて配色が強い部分で強攻撃を送りたい。
送りたいので相手の盤面見ることにしました。
ノルマ見れるんだったら見れるんじゃない?ってことで。
見ながら自分側は普段通り消す。
普段通り消さないといけないから妨害がうまくいってるかどうかっていうのはあんまわからない。結果にしか出ないから。
これが難しいんだけど確実な手応えがある。面白すぎる。
妨害を意識し始めてからジャスティスの勝率は確実に上がりました。

大会内容

初級の人数がひさびさに多くて会場が賑やかで嬉しかった!
そして結構いろんなキャラも見れたのも良かった。
ワールド・エンプレス人気はあいかわらずですが。
ワールド・エンプレスで狙いたい横消しができるプレイヤーさんが出て来てるのも素晴らしいです。

さて無差別級。
1回戦。2P側がCE0さん。

コンパネとキャラ選を譲ってます。
コンパネは2P側が人気だったなぁ。
自分は変なレバーの持ち方してるから1P側のレバーのハネはわかんなかった。
2P側の方がちょっと調子いいかなってくらい?
なんで2P側が欲しい人を困らせるために取れる時は2P側を取ることにしました。

ラバーズは上級であんま人気ないから…
前日と当日で1戦しかやってなかったのでプレイング微妙です。

2回戦。1P側が馬場さん。

コンパネとキャラ選をもらってます。
デスと悩んだけど練習の足りなさが露骨だったのでジャスティスに。

上で書いた通りジャスティス同キャラではボードアドバンテージを取る練習をしてたんですけど、
馬場さんには効かないだろうなぁと思ったので妨害は狙いすぎず、若干ノルマ消化の方を優先することにしました。
とはいえ送りたいところでは強攻撃を送れたのでそれでノルマ有利を取れていた感じ。

1セット目
3セット目

このあたりの氷配色は何色で解凍してもわりとゴチャるので強いと思う。
初手でこれを送るのをよく狙ってるんだけど、最終盤で送るのも強いかもしれないです。ノルマ勝負のラストスパートを邪魔できるからね。
試合中はわかんないんだけど、あとからアーカイブでこうやって上手くいってたの観るとよしよしよし!といった気持ちになるので楽しいです。

上のスクショの手前の場面、
3セット目のここの黄色の消しが一番好き。

3回戦。1P側がザマさん。

キャラは相談してザマさんの希望でハングドマンに。
で代わりにコンパネをもらいました。
ハングドマンは最近やってて楽しいキャラの1人。
最近練習してただけあって前よりマシになってると思う。

初手の2連鎖トリプルの動きが最近のお気に入り。
2P側でも迷わず出来てて嬉しいな。

1セット目

ムーンでもよくやっちゃうけど、真ん中を掘りすぎて端が刺さって死ぬパターン多い気がする。もっと盤面全体見よう。

4セット目

決勝戦①。1P側がやすべえさん。

コンパネとキャラ選をもらってます。
当日野試合で勝ってたフォーチュンをピック。
全体的に操作ミスが多いというか慌てすぎていて、その隣の列に置けばいいプレイだったのにみたいなのを連発してました。

ここの場面では青2個を赤で埋めたのが死因。

3セット目

この場面では横消しできたら良い感じだったのに攻撃の頂点のところで玉消してたり。
やすべえさんが1P側のレバーとフォーチュンの相性が悪そうなのを野試合で見れてたから勝てたとしか言いようがないです。

5セット目

決勝戦②。1P側がいのはらさん。

キャラは相談みたいな形で決めたんだけど(今日の大会で出てないキャラ)
なんかもうみんな難しいキャラ見たいでしょ?
やすべえさんとのフォーチュン戦でも会場盛り上がってたし。
っていう感じでまおうの希望でストレングス親父です。

上手く横消しできてるところもあって良かったところもあったんだけど、
やっぱりまだ強キャラ戦の経験足りないなー。テンパりすぎでした。
ここでは赤を変なところに置いて潰れてる。
赤消して青と黄色を浮かせておいて左端にダッシュすればもうちょっと生きられそうだったのに。

3セット目

4セット目では粘ったのに切腹して負け。マジで情けない。
この試合はもうちょっとなんとかできそうでした。
すーげくやしい。

4セット目

余談①(初級者向け)

大会後にやすべえさんと
「わからないことあったら聞いて!」と初心者に言ってもなかなか質問がもらえないという話になりました。
自分もこの間の対戦会で「なんでも答えます!」とか言ったのに
なーんも聞いてもらえなかったので自分からべらべら喋ってました。
このゲーム… わからないところがどこなのかわかりにくいんですよね。
なんというかいろんな出来事が複合的な理由で起こりすぎてて。
初級者なんてもっとわかんないと思う。

でもこの日ありがたいことに
「盤面が市松模様みたいになってしまったときのリカバリはある?」
という質問をもらいまして、

「そうならないようにがんばる」
と答えてしまいました。力になれず申し訳ないです。
なのでちょっとこれに対する答えを考えてみました。

盤面がぐちゃぐちゃの市松模様みたいになってしまう要因は大きく3つかなーと思います。
その1。氷玉の解凍ミス。
これはジャスティスやデスで起こりやすいです。
相手からの攻撃に氷玉が混ざっていることがありますよね。

この氷玉を不適切な色で解凍すると自分から盤面を市松模様にしてしまうことになります。
対策としては氷の解凍に適した玉の色を把握しておくこと。
上手い人は盤面を見て色を判断するんだけど、初中級者ならキャラによって適当な色を覚えて決めうちしてしまうのがいいと思います。
ジャスティスやデスならまずは黄色解凍。
赤で解凍してしまうと確実に市松模様!

その2。相手からの攻撃で盤面がずらされている。
これはハイエロファントとかで起こりやすいです。
降下形状がでこぼこのキャラは攻撃が重なるとでこぼこ部分がどんどん重なって盤面がズレていくのです。

この場面では画面下部は攻撃が重なってぐちゃぐちゃなのに対して、画面上部は綺麗に横一列の色が揃ってます。
対策はなるべくこの綺麗な状態の時に消すこと。
なので市松模様対策のその1とその2を端的に説明すると
「そうならないようにがんばる」になってしまうのです。

ですがもう1個別の要因があります。
その3。そもそもキャラの攻撃が市松模様。
ワールドとかハングドマンとか、大体の強キャラ(キャラランクA以上)は攻撃の配色自体がぐちゃぐちゃなので自分で頑張って消すしかないです。

対策としては「浮かし」というテクニックがあります。
詳しくはまるたさんの記事で。

玉を消し終わったときに空中に浮いてる玉が全部着地するまでの瞬間が後付け連鎖が成立する時間なので、
自分で勝手に「空中に浮いてる玉」を増やすことで「空中に浮いてる玉が着地するまでの時間」を伸ばして連鎖ができる猶予を増やそう!というテクニックです。
連鎖をしている間は相手からの攻撃は降下してきませんから、相手からの攻撃で潰れそうな時はこれで延命することができます。
文章ではちょっとわかりにくいと思うので、アーカイブでやすべえさんのプレイや、ザマさんVSまおうのハングドマン戦あたりを観てみてください。

浮かしは使えるととっても便利なテクニックなので、上級者を目指すなら必ず身につけたいです。
強キャラの攻撃を凌いだり、後付けの時間を伸ばして同時消しをしたり。
いろんな場面で使えます。
練習方法としてはひたすらモードで連鎖を繋ぐ練習をするか、ワープCPUのデスを相手に練習するのがいいかな。
浮かしに慣れるまでは強キャラはピックしなくていいと思いますね。

市松模様になってしまった盤面は浮かしを使った大連鎖などで凌ぎ切ることができますが、どうしても消す玉の数が少なく・連鎖が大きくなりがちなのでノルマ勝負で不利になってしまいます。
なので市松模様になる前になんとかするとか、
市松模様な中でほんの少しでも揃っているところを見つけて頑張って消すことを目指したいのです。
綺麗な盤面を保つことは押しつぶし勝負とノルマ勝負のどちらにおいても有利につながっていきますよ。

余談②(決闘者向け)

大会後に遊戯王の話になり、
ヤマさんのプレイングは冷静なカウンター戦法なので
カードで言うと《聖なるバリア -ミラーフォース-》っぽいよねみたいな話をしてました。
青眼の白龍ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン》を3体並べるロリカさんを綺麗にカウンターするヤマさんみたいな。


そうするとまおうは実際に自分が遊戯王で使ってる妨害特化のカードになりそうでなんか嫌だなと思いました。

↑使ってるカードの例

盤面やドロップのアドバンテージを取るという考え方はカードゲームに通じるみたいな話もやすべえさんとしました。
こういうアドの取り合いみたいな面についても解説書けたらいいかもなぁ。
マジカルドロップはカードゲーム。

まとめ

今回も決勝戦まで行けた。よかったよかった。
そしてとにかく大会でやすべえさんに勝てたことが嬉しい。
優勝してみたいけど今後も謙虚に2回戦進出が目標です。

しかしどれだけ練習しても課題がどんどん見つかるから楽しい。
なんなんだこのゲームは。