アトラス彗星
おはようございます。こんにちは。こんばんは。陽たぬきです。
皆さん空眺めてますか?
なかなか眺めないですよね〜。そりゃー上向いてたらつまづいちゃいますしね。
ただ、夜にですね。少しばかり空を見上げていただきたいなと思います。今なら寒くないですし。
というのも、今ですね!9月の後半、10月の上旬と彗星が来ているんです!
その名も、紫金山・アトラス彗星です!
読み方難しいですよね😓
ツチンシャン・アトラス彗星です。
まーここからはアトラス彗星で統一します。
なぜ、今回この彗星を紹介したいと思ったのかと言うと、タイムリーというのもありますが。
まー僕は夜空が好きで、流星群や天体望遠鏡で星を観察してたのですが、なかなか彗星を観察する機会がありませんでした。
ここ数年、ネオワイズ彗星、ZTF彗星とありましたが、天候やタイミングが合わず見ることができませんでした。
そんな中、崩壊したと言われていたアトラス彗星が生きていたのです!
そして肉眼でも観測できるかもしれないということで、とてもテンションが上がっています😆
そのため今回皆さんにもお知らせしたいと思いました!
ちなみに表紙の写真は何も関係ない実家の近くの明け方の空です。探していただいても彗星はありません笑
アトラス彗星とは
このアトラス彗星の名前がついた経歴としては、2023年2月22日、南アフリカのにあるATLAS望遠鏡は、彗星であることが証明された新しいかすかな天体を検出しました。
同時期の2023年1月9日に紫金山天文台の望遠鏡によって独自に捉えられました。
そのため紫金山・アトラス彗星と命名されました。
またアトラス彗星は、太陽の周りを一周するのに80,660年かかる長周期彗星です。
遠いところ、太陽系の外側、オールトの雲という彗星がよく生まれる場所から来ました。
ここでざっくりと彗星についても紹介します。
彗星の本体(核)は、凍結したガスと岩石や塵から構成されています。
これらは太陽系が形成された際の残存物と言われています。
核の大きさは直径数kmから数十kmに達するものもあり、今回のアトラス彗星は直径20~40kmと非常に大きい。太陽に近づくにつれて彗星は熱を帯び、ガスを放出します。
これが「尾」のように長く伸び、明るく光って見えるのです。
この尾はプラズマの尾と塵の尾の2つがあります。
アトラス彗星の特徴
アトラス彗星は非常に明るくなる可能性があります。
しかし、彗星の正確な未来の明るさは予測が難しく、突然太陽の熱で崩壊する可能性もありますので、安心はできません。
それでも、アトラス彗星は肉眼で見える可能性が高いと言われています。
またアトラス彗星は美しい彗星の尾を形成することが予想されています。
太陽により塵と氷の核はかなり加熱されます。
氷の粒子が蒸発することで、それらは急速に宇宙に放出され、大量の塵を伴って長く明るい尾を形成します。
さらに、紫金山・アトラス彗星は北半球で良い状態で観測できると言われています。
北緯で最後に非常に明るい彗星が見られたのが1997年のヘール・ボップ彗星でした。
今回もそれに近い大彗星になる可能性があります。
アトラス彗星の観測方法
アトラス彗星が観測できるのは、9月27日から10月2日にかけて、北半球では朝に地平線のすぐ上に彗星が現れますが、その後、10月11日頃までは数日間姿を消します。
また9月27日、アトラス彗星は太陽に最も近づきます 最良の場合、この時点で-1等級になる可能性があります。
朝の空、日の出の1時間前に東の空を見てみてください。
とても低い位置で観測できると思われます。
その10月は北半球での観測に最適な月です。
10月12日に地球に最接近する際、彗星は最も明るくなります
等級としては最大で-3になる可能性があります。
これは、肉眼でもよく見える火星の最大の明るさと同等です。
また比較しやすいようにいうと20世紀で最も広く観測された彗星の一つであるヘール・ボップ彗星は、最大で-1.8 等級でした。
夕方の空でこちらも比較的地平線の高い位置にあります。
この10月までが主に肉眼で観察できると言われています。
前述したように、アトラス彗星は10月12日頃に最大の明るさに達します。
この時、彗星は地球に最も近い距離となります。
彗星の正確な明るさを予測するのは難しいですが、多くの人は肉眼で見えるほど明るくなると考えています。
しかし、10月12日以降、彗星は急速に暗くなり、月末までに肉眼では見えなくなるでしょう。
まとめ
さてどうだったでしょうか?
皆さんも星空に彗星に興味をもっていただければ紹介した意味があったのかな?と思います😁
そして、ぜひ観ましょう!
美しい彗星をこの目で観ましょう!
では今回はこの辺でありがとうございました!
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