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みにくいマルコ パッと見編

注目している芸能人の一人西野亮廣さんの新作絵本

みにくいマルコ 〜えんとつ町に咲いた花〜

が届いた。西野絵本の「伏線」や「読者との丁度よい距離感でのメッセージ性」を初めて絵本「えんとつ町のプペル」を読んだときに味わった感覚を思い出し、

ああ、この感覚に斬新さ・心地よさを感じて注目していったのだったなぁと感慨にふけりつつ

じっくり読ませてもらった。

外観。渋い。パッと書店で手に取られるような目立つ色ではない。もはや映画で知名度を高めたシリーズだから、外観で惹きつける必要はない。イメージ通りの表紙で勝負できる。作りたいものを作っている。

サイン本屋さんだったり、こどもギフトだったりと当時絵本「えんとつ町のプペル」を売り出していたときの帯にはなかった「プロジェクト」が名を連ねている。

絵本づくり「が」仕事ではなく、絵本作り「を通して」世界を創っている真っ最中の一冊、という感じ。

帯だけでも西野さんのプチ年表ができるのかも。


自分が仕事で何かを成し遂げることができたとき

「この仕事をした!」「この仕事を成功させた!」で終わらず

仕事を通して

「こんな生き方をした!」

「周りの人・環境をこんな風に変えることができた!」

そのビジョンがある人生に輝きを感じる

当たり前なのかもしれないそんな価値観を言葉にしたくなる

自分の原点に立たせてくれる心地よい感覚

西野さんの成すことを通した世界に触れたとき、

いつもその感覚を味わうことができるんだ。

その感覚も私にとって、エンターテイメントなのだ。


中身についてもまた書きたい。心地よい感覚とともに。

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