自転車の練習 と 親の未熟さ
子供の成長を語る上で大きな節目となるのが
「自転車の補助輪卒業!」
私がサボってしまったのか、娘になかなかその「意気込み」が生まれず、
今年度の秋口に少し練習して放置していた自転車。
春になって「自転車の練習したいな。」と言ってきたので
練習スタート。
びっくりした。秋口に上手くなっていたことが全て元通りにw
自転車を積んで車で広い公園まで走って、一緒に外周した時間はどこへやら。。
何度も家の前を走るけれど勘を取り戻す様子がない。
焦る私。焦りは口にしていないけれど
子供はそれを敏感に感じるのかな。
できないできない
怖い
と言って途中から泣き出した。(一度も転んではいないのだが・・・)
やめる?と聞いたら やると言うんだけど・・・
見かねた妻がコーチ交代のサイン。
私は家に戻ってYouTubeを開き、「自転車 教え方」と検索。一つの動画を真剣に見た。
4つのコツを押さえれば誰でも乗れるようにさせられます!
よし、待ってました。教え方の工夫で取り戻させよう!
1 恐怖心をなくす
2 パタパタ走法
3 ウサギ走法
2と3はやっていた。1は足の着き方の練習だった。うん、これはやっていないから、きっと「怖い」につながっていたんだな、と。
そして4つ目。
4 親子愛
動画の方も、これが一番大切だと言っていた。
粘り強く、前向きに言葉をかけて、寄り添い続けること。
ああ、自分にはこれが全くなかった。
「どんどんできるようになっている。」
「もうすぐ自転車に一人でのれるかも。」
「楽しい!」
そんな子供の気持ちを引き出し、寄り添い続けるサポートの大切さ。
自分といえば
「あんなに練習して覚えたコツどこ行った?」
「もう小学生になるのに乗れないのはやばいのかな」
「しばらく乗ってても全く上達の気配がない」
全て「自分中心」の心の声。
そりゃあ上達しないわけだ。コーチが悪いww
自転車にはいつか乗れる。そしていつか娘が教える側になるときがくる。
どんな思い出として自転車に乗れるようになった時のことを記憶に残しているか。それってすごく大切なことのように思う。
まだ乗れるようになっていないのが救い。ここからはコーチ、心を入れ替えて粘り強くサポートに徹します。
YouTube見て少しコーチとして成長した気分になって外に行ったら、子供たちがきゃーーと笑って走り回っていた。見るとサイズが全く合わない娘の自転車にまたがって楽しそうに自転車を乗り回している妻の姿・・・。
5 大人が自転車に乗るのを楽しんでいる姿を見せること
妻を心の中で名誉監督に就任させたのは言うまでもない。
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