#指す将順位戦8th A級1組 第六回戦 vs おわたんさん戦 対局前

第六回戦おわたんさん戦は8/24(木) 20:00から対局開始

である。長期休暇があるということは仕事がなくなるわけで、仕事がなくなるとなんと将棋を指さなくなる。長期休暇中に読んだり並べたりしようとしていた振り飛車年鑑2021も羽生の終盤術も拝むしかできなかった。

 とはいえ最近気が付いたことなのであるけれども、将棋は自分の知っていることやそれを元に蓄積したレールに進むしかないわけである。途中で相手の読みが勝ってレールの先が落とし穴だったり脱線させられていたとしてもその棋力に見合った進み方をするしかないので気が付けば路線変更すればいいし、気が付かなかったらそのまま進むしかない。
 ということをまとめて言うと「語学を習う」になんとなく似ている気がしている。ボキャブラリーは手筋の蓄積や詰将棋の頻度。会話は相手の意表を突く時もあるし、うまいこと言ってやったは、手筋の炸裂である。日々使わなければ言語は覚えないし、逆に同じ戦法を使っていけば使えるようになる、使っているだけでもネイティブの人には通用しない場合がある。ただネイティブな人は級位者の言いたいことはわかるというわけで、

「棋は対話なり」

に見事伏線回収である。ここまれにみるエウレカっぷりである。

お相手は白星先行のおわたんさん

であるけれども、ここで過去の栄光にすがることによって自身のモチベーションを上げていきたい。過去の対戦成績(記録が残っているという意味で)は1勝0敗である。勝率100%である(率とは)。2019年に対局があった。

過去の歴史を振り返るとおわたんさんの苦虫を嚙み潰したような表情が目に浮かぶようであるが、この過去に習うならば、おわたんさんが油断を見せて居飛車穴熊を指す、ヤギが振り飛車に指す、ということが起きない限り無理である。
 ただ悲しいことにこっこちゃんをはじめ、過去に一度対局した人は油断してくれないのである。ちなみに上記noteを探すのにタイトルに対局者名が入っていないのですべて見返す羽目になった。あとあまり気にしていなかったけれども167記事書いていたことに驚いている。『100記事記念で何か書こう』とか思っていたのでダブルショックである。
 四年の時を経てお互いの見えないところでお互いは変わっているので、初戦のつもりで戦う予定である。であるので、初戦のつもりで存分に油断してくれるととてもうれしい。(了)
…あれ、noteも4年続いているってこと?

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